飲んではいけない認知症の薬 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797386608

作品紹介・あらすじ

いまや65歳以上の5人に1人が発症すると言われる認知症。
一方で「高齢者は入院するとボケる」と言われるが、
その多くは実は認知症ではなく、
処方された薬が原因で一時的な「せん妄」に陥っているだけのことが多い。
それでも「認知症になった」と医者は判断し、
本来不要な薬が処方され、
本物の認知症にさせられる構図がある。
こういう悲劇を防ぐためには、
診察や処方を疑うリテラシーが求められる。
大事な家族が取り返しのつかない事態に陥る前に読んでおきたい1冊。

<目次>
第1章 認知機能を支える神経の大事な働き
第2章 認知機能を支える神経を守る食習慣
第3章 神経のバランスを壊すあぶない薬
第4章 タイプ別に見た認知症の原因
第5章 認知症の薬で認知症は改善できない
第6章 認知症の周辺症状に使われる薬
第7章 薬が認知症を発症・悪化させる悲劇
第8章 大事な家族を"認知症"にさせないために

感想・レビュー・書評

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  • 薬を10種類以上飲んでいる父
    お医さんに行くと、出してくれるから
    という。
    お医者さんはなんでも知ってる偉い人
    なのか??
    5分診療で本人の状態がわかるのか?

    薬をもらいたいから行く
    薬をもらって安心する。
    負のスパイラルに入ってるとしか思えない。

    通常何種類ものんでたら
    一体、どれが、なんの症状に効くのすらわからない。

    認知症の薬をのんで
    それによる副作用の吐き気留めを飲み
    便秘薬を飲みながら利尿剤も飲む。
    そして睡眠導入剤や高血圧の薬まで。

    しかも水は、薬を飲むときだけ。
    そりゃ具合が悪くなるわ。

    薬はただの対処なんだし
    ずーーーっと、飲み続けるものではない。

    認知症の薬の説明書きに
    副作用が認知症って
    ありえへん。

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著者プロフィール

浜 六郎(はま ろくろう)
医師(内科・疫学)。1945年、徳島県生まれ。1969年、大阪大学医学部を卒業後、大阪府衛生部を経て、1997年まで阪南中央病院に勤務。1997年、医薬ビジランスセンターを設立。製薬企業から独立した専門家向け医薬品情報誌『TIP(正しい治療と薬の情報)』を創刊(1986年)、副編集長。一般向け医薬品情報誌『薬のチェックは命のチェック』(季刊)を創刊(2001年)。2015年から両誌を統合し、「薬のチェック」とし、現在に至る。著書に『薬害はなぜなくならないか』(1996年、日本評論社)、『ひとめでわかる のんではいけない薬大事典』『読んでやめる精神の薬』(以上、金曜日)、『「薬のやめ方」事典』(三五館)、『高血圧は薬で下げるな!』(KADOKAWA)ほか多数。

「2020年 『飲んではいけない!薬と感染症 “コロナ特効”ホンマかいな?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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