- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797395426
作品紹介・あらすじ
傷つきやすさは思春期だけだと思っていた…
なのに大人になってもこんなにも傷つきやすいのはなぜ?――
ちょっとした他人の言葉に傷ついてしまったり、
ちょっとしたことにすぐにびっくりしてしまったり、
すぐにパニックに陥ってしまったり、
クヨクヨと悩んで抜け出せなかったり、
……自分が、敏感すぎる、繊細すぎると思うことはありませんか?
それは弱いからでも、根性が足りないからでもありません。
生まれつきとても敏感な「HSP気質」かもしれないのです。
HSPはアスペルガー症候群やADHDなどのように今注目されつつあります。
大人になっても、傷つきやすいのは恥ずかしいという人も、気質のせいかもしれないと思うと心がラクになるもの。
事実、HSP気質の人は、5人に1人もの割合でいると言われています。
HSP気質の人は、傷つきやすい、敏感すぎる反面、豊かな想像力や内面世界を持っているのが特徴です。
その気質に気づき、うまく付き合えば、もっと楽しくのびのびと生きていくことができるのです。
本書は、「HSP気質」の人が自分の性質を生かし、
のびのびと生活していくための実践的な習慣や考え方を、
処方箋としてわかりやすく読みやすく紹介する一冊です。
ありのままの自分でもっと豊かな人生を歩んでいきませんか?
本書がそのきっかけとなるはずです。
感想・レビュー・書評
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著書は、精神科医という立場から、ある敏感さを持った人々をHSPと名付け、どのような特徴があるか、どのように世の中を渡っていけばいいかのヒントが記されている。後半の処方箋編も参考にはなったがそれよりも、前半に性格の特徴や起こしやすいトラブルなどが載っていたことが自分を知る機会となって良かった。こういうタイプがマイノリティーながらも存在する。自分だけがおかしいのではない、と確認できたから。この性格を活かせるようにしていこうと前向きになれる。
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HSPは診断基準になく、少し宗教チックな考えが多く、信憑性に欠ける部分が感じられた。
参考になりそうな部分もあるので、そこは取り入れていきたい。 -
極端な例が多く、処方箋の項目では
「それができたら困ってない」と思うような対処法が示されているなど参考にならない部分もあるが
こんなことも特性だったのかと知ることができるのはありがたい。 -
具体的な対策がたくさん載っており、知りたいことだったので高評価。
ただし、すぐ忘れてしまった。
本を手元に置いておいて、しんどい時に見返して実践して心を落ち着けるのが良さそう。
HSPについてもっと学び、さらにその特性を活かせるようになりたい。