- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798112473
作品紹介・あらすじ
本書は、コンピュータシステムの開発対象となる「業務」についての基礎知識をまとめたものです。ビジネスの現場におけるシステムの開発では、企業の活動を分析・掌握し、それらの実態に合わせた電子化を実現する必要があります。本書では、企業の活動のうち、共通性が高く基礎としてぜひ知っておきたい会計/販売/生産/人事の4分野を取り上げ、詳細な解説を加えました。そして、これらを学ぶための素材として、システム化のベストプラクティスである「パッケージソフトウェア」を利用します。典型的な業務のシステム化に成功したソフトウェアを素材として学ぶことによって、システム化で役立つ「生きた業務の知識」を得ることが可能です。
感想・レビュー・書評
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ERPパッケージソフトから、会計、販売、生産、人事の業務の概要を学ぶ SE 向けの入門書。業務ヒアリングの前に、業務知識を身につけておく必要があるが、ERP の備えている機能から、逆に標準的な業務フローを学ぶというアプローチは、SE にはわかりやすいだろう。ごくごく初歩的な入門書である。
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パッケージ推奨って本
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・読者がSEであることを前提に書かれた本。そのため、私にとっては読みやすかった。
・途中挟むコラムはより、アニメや食べ物などを例にしているので、職業問わず分かりやすい。
・人事給与や生産は開発に携わったことがあるので、理解できたが、会計分野は改めて何も知らないなと自覚。何度も読み返した。でも分からん。
メモ
・賞与と一時金は基本同じ意味
・インパクト(野球) ボールがバットにいい感じであたる意味
・簿記は相手勘定も書く
・手形は現金化を先送りするために使用 -
自宅ソファーで読了(8)
社内講師のネタ収集。おさえるべきだと思ってたポイントが一緒だったので良書だ。 -
企業の基幹業務において、システムがどのような役割を果たしているのかを知りたくて、本書を読み進めた。
会計、販売、生産、給与の4分野におけるパッケージの稼動の仕方が、実例に基づいて解説されていたが、会計に関しては、現在の自分の仕事に深く関わりがあるため、納得しながら読み進めることができた。会計は他のモジュールとの連携によって仕訳を転記するケースが多いため、多分野の実例を知ることができたのは良かった。また、第1章のERPパッケージの概要も参考になった。(マスタデータの一元化、Best of Breed、Best of Suiteなど)
ただし会計の業務知識という面から見ると、説明が足りなかったり、理解が難しい部分があった。また、原価計算の章における、パッケージの実例をもう少し知りたかった。(特に標準原価計算、予定配賦、等) -
自分の業界にあうかなと思い購入
エンジニアとしては、あまり役にたったとは言えない。
エンジニアの学習教官として読むのであれば良い。(学習手段の一つとして参考にできる。)
ただし、自社が独自でERPを開発しているという前提はつく。 -
会社の業務基幹システムを、大きく、①販売、②生産、③人事、④会計に分類し、わかり易く説明した本。おすすめ。
自分自身の守備範囲は、この定義でいうと、販売と生産の範囲であり、ロジスティクス系と呼ばれる。
基本的にこの種の業務基幹システムは、人間の判断が必要なく、論理的に決定できる帳票をまとめて自動化しているシステムである。予め、この場合はこのように帳票を処理すると取り決めを作ることで、省力化を実現するのだ。
ただ、実際にその状況になる前に、きちんと要件定義するということはとても難しい。そして、その組み合わせがきちんと処理できるようなマスタ整備やカスタマイズ環境の整備というのが、熟練を要する。
醍醐味の一つです。 -
再読。良本
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業務知識を理解した上でシステムを創れる人になろう、というコンセプトの本。これは入社1年目に読んでおきたかった。。SEじゃないけど。
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ちょうど役に立つかなという