チケット駆動開発: プロジェクトを成功に導くための「現場からの改善」提案を完全網羅
- 翔泳社 (2012年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798125060
作品紹介・あらすじ
TiDDによる障害管理・構成管理の高度化・アジャイル開発・従来開発の洗練・実践的タスクマネジメントの技法。BTS・ITS・CIツール群を駆使したプロジェクト管理のノウハウ。豊富な事例に基づくプラクティス(FAQ/アンチパターン)集。
感想・レビュー・書評
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少し内容が古いですね。
あらゆる仕事の起点をチケットにするというのは理にかなっていて、改めて源流を確認したい方はどうぞといったところか。
まず障害管理からというのは実際に経験したところで、開発というチーム遂行が難しいジャンルでこの手法が使われてる時点で、その有効性は既に証明されていると思う。
他の領域でもチケットベースの仕事が主流になることを願う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
GitHubが日本で普及する前の本なので内容が古い。
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redmineはScrumの運用にも使える
(redmine_backlogsプラグインがオススメ)。
放置されたチケットはチケット管理者(現場リーダー)が朝会のタイミングで逐一確認する。
停滞したチケットは残課題を分割して新たなチケットを作る。
redmineではマイルストーンとバージョンは同一の概念として扱う。
ソフトウェア開発で最も重要なのはリリース計画(ロードマップ)。
導入時にはメリット(何が改善されるのか)を明確にする。 -
素晴らしい内容。
私の追求したいものは、多岐にわたっている。
・対話的手法(ゲームストーミング、フューチャーセンター等)
・リーンスタートアップ、生産性向上
・アジャイル開発、デザインパターン・テストドリブン開発
・デザイン思考、ソーシャルイノベーション
といったもの。これらはどれも興味があるが、私としては全部が同じものであって、全体として一つのツールだと思っている。
おそらく、同じような考え方の人や、同じ所に行き着いた人も、世の中には結構いてるのではないかと思う。いろいろな業界に。
一言で伝わるもっと適切な概念や定義や言葉がほしいけど、バズワードになるのも嫌なので、できるところから実践をつまないといかんな。
そう考えると、自分の商売の分野であり、自分のスキルとして到達可能なところであり、なにより好きな分野として、やはりコンピュータの世界であろうと思う。
もっと勉強しよう。 -
P36まで読んだ。
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宝探しが必要な本です。自分が深く関わったことがある部分に対しては、この本に書かれているノウハウがとスッっと入ってきてとても参考になったのですが、経験が浅い部分については何がポイントなのか、、、話が散逸していてよく分かりませんでした。
「プロジェクト管理の原理原則」、「チケット駆動開発により改善が進むポイント」、「実践のノウハウと実例(ツール)」と大きく3部に分けて整理し直すだけでものすごく良い本になるのではと思います。
手元に置いておいて、プロジェクトマネジメントで悩んだ時に、部分的に読み返すという使い方が良いかもしれません。