- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799107218
感想・レビュー・書評
-
語り口調ですんなり入ってくる。
「人生、ほどほどでいいのよ」と声をかけてくれているようだった。
職場の人との距離感については勉強になった。
仲が良くなるとつい近づきたくなるけど、それは働いている時間のいい面だけを見て感じていることかもしれない。
64
頼まれたことはなるべく断らない。相手の都合を大切にする、そしたら自分の都合も大切にしてもらえる。例:相手にお願いする時は、相手の状況を尋ねる→やってもらえるかな?どう思う?と相手に常に意見や意思を尋ねながら一緒に決める
160
理想だけ高くして、あれができない、これができないと悩むよりも、親がニコニコ笑って機嫌よく子供のそばにいてあげる方が、よっぽど子供の成長には大切なことです。
164
人生に辛抱はつきもの。できるだけ避けたいけど、己の問題だけではないので、どうやるかわかりません。
そう考えたら「辛抱しない方法」ではなく「同じ辛抱でもいかに楽にできるか」を考えるのがおすすめ。
例:家庭は家庭で辛抱するとして、一方の職場ではできるだけ快適でいようと考える。仕事を休息の場に変えることもできる。
172
子育ては世間の人のやり方に合わせる必要は無い。子供の将来のためを思って習い事などは二の次。1番大事なのは、心から子供の幸せのために、親が真剣に考えて行動しているかどうか。
時間がなくて忙しかったとしても、「あなたを気にかけているよ」ということを、常に何らかの形で伝えていれば子供はちゃんと受け取ってくれる。
222
人は根本的には、自分1人で生きていかねばなりません。自分を100%助けてくれる人もいないし、自分を四六時中気にかけてくれる他人さんもいない。そのことを腹に据えていくことが上手いこと生きていくにはまず大事なこと。何が起きても「これは自分の人生」と主体的に考えること。
て、「それだけでは寂しい」と言うのも実際ある。
悲しみやくるしみをその時々で少しだけでも分かち合える人がいれば、ちょっとだけ楽になったり、元気になることができると思う。そうやって折り合いをつけていく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長年精神科医として1人の母として妻として生きてきた先生の考え方やものの捉え方はものすごく勉強になりました
-
心あたたまる緩い感じの文章で癒される。
印象に残ったフレーズは…
・自分がどうしたら快適に過ごせるかにエネルギーを使う。
・先のことは心配してもわからない。目の前のことがおろそかになってないか?気にかけるのはそれだけにする。
・今考えるべきことと、そうでないことを区別して切り離す訓練をする。
・必要以上にがんばらない。 -
幸せでなければならない
と思うことの多い自分。
人と比べることで生きてきた今までをこれからを
つまらないものにしてるのも
してしまうのも
自分。 -
心が軽くなる本です。
コロナもあり生きづらさを感じる日々ですが、また読み返して穏やかに生きていきたいと思います。 -
暇があるから悪いことを考える。元気な時間は限られているので過去に使うのはもったいない!特にいい話は「諦める」は物事を「明らめる」ことだということ。年配の方の話が初めてすっと入ってきた。
-
人との距離感
期待をしすぎしないことが何事も大事
何十年同じ職場で生きてきて、トラブルがない恒子先生の鉄則 -
簡単にまとめてしまえば
「自分の今までの考え方をリセットできて、少し気持ちが楽になった」と思う。
仕事について、お金について、家庭について、子どもについて。
考え始めれば、悩みなんていくらでも出てくる。
そんな悩みひとつひとつが、時間を掛けて悩むべきものなのか。
そうでは無いと思わせてくれた「たくさんの言葉」に感謝だ。
人間、暇ができてしまうと色々と考えてしまう、
考えてしまうこと自体はいけないことでは無いと思う。
ただ、考えすぎて悩みすぎて、楽しく生きていけないのは悲しい。
これから先、何かしら壁のようなものに突き当たった時には
またこの本を開きたいと思う。 -
気持ちが軽くなりました。身近に置いておきたい本です。
-
おそらく私の人生の中で一番響いた本でした。
一人の精神科医の人生への向き合い方が書いてありました。
今後悩み事があるたびに読み返すと思います。