忙しいビジネスマンのための3分間育児 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2013年5月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799313220
感想・レビュー・書評
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著者は育児・教育ジャーナリスト。今、子供と一緒にいられなかったら一生後悔すると㈱リクルートを脱サラ。育児・教育をテーマに執筆・講演活動を行う。
著書に「パパのトリセツ」「中学受験という選択」等多数。
本書が提案するのは「3分間育児」
3分でもいいから育児してみよう。3分でもできることはある。家族との時間は量より質。3分でも濃密な時間を過ごせばそこから何かが変わると説いている。
子どもとのコミュニケーションスキルは、そのまま部下とのコミュニケーションに使うことが出来る。妻とのコミュニケーションスキルはそのまま上司とのコミュニケーションに使うことができる。
家族を笑顔に出来る男性は、職場を明るくすることも出来る。
本書の構成は以下の5章から成っている。
①忙しいからこそできること
②3秒でもキメる!パパの名セリフ集
③3分間でも楽しい!パパ遊びアイディア集
④忙しくてどうしようもないときの超時空作戦
⑤子どもを伸ばす夫婦のパートナーシップ
特に印象に残ったのは
⑤子どもを伸ばす夫婦のパートナーシップ
内の「ママを笑顔にすることは、間接的な子育て」という説明。
目から鱗であった。
現状、妻に子育ての大部分を任せてしまっているのは事実。
そこでいつでも妻には心身共に最高の状態でいてもらうということはすなわち子供へも最高の育児をしてもらえるということにもつながる。
そう考えると3分育児は3分妻サービスと置き換えておこなうことも正解である。
ようはバランス。
本書での紹介にもあるイクメンならぬイタメンにならないように独りよがりの育児ではなく、周りの人全てが幸せになるよう働きかける必要があると感じさせてくれた。
3分間育児。
10回続ければ30分育児。
侮るなかれ。
さっそく使わせてもらいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遊びのアイデアが参考になりました。
冷めた愛を取り戻すには温め直すより一から口説き直すべし! -
孫出来たら再読
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ななめよみ
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<u><b>理想の父親とは何か?!</b></u>
父親歴一年の新米親父ですが、色々考えちゃいますよね。
多分世のお父さんが常に悩んでるこの問題。イクメンって言葉が先行してしまって余計に悩んでる人も多いと思うんですけどね。
かく言う私もその一人ですが(笑)
仕事したい、でも子育てもしたい。
この想いは、働いてるパパだけでなく働くママにも通じることなんだろうなと本書を読みながら思ってました。
理想は定時帰り。お風呂は子どもと…。ですが、現実的にはかなり厳しいですよね。。。
というわけで、特に共感したのは下記3点
1.『育児は量より質』
2.『自己肯定感を育てる』
3.『「お世話系育児」と「能力開発系育児」』
<blockquote><b>【内容紹介】 -Amazonより-</b>
花まる学習会 高濱正伸さん絶賛!!
わが子を「メシが食える大人」に育てるための
ヒントが詰まっています。
たった3分でも、思いのこもった時間を共有することが、
子どもの成長のためには効果的です。
□ 仕事が忙しく、子どもとかかわる時間がなかなかもてない。
□ せっかく家にいても、何をしていいのかわからない。
□ 結構やってるつもりなのに、妻に認めてもらえない。
ドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
安心してください。そう思っているのは、あなただけではありません。
「だから、こうやって、ああやって、仕事を効率化して家に早く帰れるようにしましょう! 」というのがよくある話。
でも、ちょっと待ってください。
なんだかそれって、あたかも今までダラダラと仕事をしていたみたいな言い方じゃないですか!? 失礼しちゃいますよね!
そこで本書が提案するのが「3分間育児」です。
ひとことで言うと、「たった3分間でもいいので、子どもとの濃密な時間を過ごしましょう! 」ということです。
たとえ3分でもできることはあります。
忙しいからこそできる育児があります。
たった3分から、子育てライフが変わります。
本書では、精神論ではなく、3分間でできることをあんなことからこんなことまでご紹介します。「これならできそう! 」と思えることがきっと見つかるはずです!
まさに、「男の育児バイブル」決定版の登場です。
</blockquote> -
ちょっと楽観的すぎかな?と感じるポイントは多かったにせよ、家族と溝を感じている人がいれば参考にしてもいいかも。でも3分遊んできっちり終われる訳ないと思うけど。
最後の章の、育児以外の家事にコミットしようの話の方がむしろ奥さん的には本題では?と思った -
違うことを知っておくこと。
どうせハウツーでしょ、といった期待値を超え、作者の読者に対する気遣いが感じられる優しい一冊でした。 -
なかなか面白い、本書の中の診断の結果、僕はジャックバウアー型らしい。うーん、土日のお守りが評価されてないぜ。
ママの役割を二人で分担するのでなく、ママにはできない役割をこそパパが担当するのです。
夫婦の価値観を無理にそろえる必要はありません。
そして、カミさんの評価を上げるためには、掃除をチョイチョイやるか。その通りだと思うよ。 -
自分の中でどの程度、育児ができているものなのか不安だったので短い時間でもできるのであれば参考になると思って読んだ。
できるところもあったり心がけで納得する部分があったり勉強になった。 -
仕事を効率化して、家族時間を捻出するとのは、危険な幻想。ますます、仕事が増える。
サバイバル育児より、サステイナブル育児へ。