世界のビジネス書50の名著 (5分でわかる50の名著シリーズ) (ディスカヴァーリベラルアーツカレッジ) (LIBERAL ARTS COLLEGE)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (680ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799327272
感想・レビュー・書評
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現時点で最高の50冊です。
この中から古典となる著書もあると思います。
しかし、ビジネスは進化しますので、新たなことに挑戦することを忘れてはいけません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■キャズム
・アーリーマジョリティが新製品の購入を決定する場合他の購入者がどのように使っているかを必ず知りたがる。自分たちと同類のマジョリティの推奨により購入を決める。アーリーアダプターの購入とマジョリティの購入には溝があることを把握しておく→事例重要
・メインストリーム市場を狙う場合まずはニッチ市場から攻略すべき。ニッチ市場獲得のためにはユーザーが求める特定の用途に絞ったパッケージを提供する。手を広げすぎると顧客基盤が分散する。特定ターゲットにおける口コミを獲得することがだいじ。→ Retty Orderが狙うべきターゲットは??マーケットリーダーになれるニッチ市場は?
■ポジショニング戦略
・消費者の頭の中にポジションを確立する。どんな製品化という事実ではなく見込み客がメッセージをどのように受け取るかがだいじ→ Retty Orderってどう思われたいんだっけ?
・追う立場にある場合には穴を探す。業界全体が進もうとしている方向と反対を狙う。
・No1と直接対抗しても優位に立てない。別の市場でのポジションを狙う。
■Whyから始めよ
・人はWhat(機能)を買うのではなくWhy(理由)を買う。消費者にとって大切なのは企業が作る製品が自分に何を感じさせるか、それを使う自分が周りからどう思われたいか。→ Retty Orderはなぜやるのか。
・Whyをだいじにする組織→人材もWhyに共感して集まってくるので信頼できる雰囲気になり全力を尽くそうとする。
■イノベーションのジレンマ
・破壊的技術→標準的な視点で見れば既存の技術より性能が劣るが主流から外れた顧客に評価される技術。破壊的製品が求められるのは収益性の低い下位市場。
・主要会社は既存顧客のニーズに応えないといけないために不確実な市場に投資するする余力がない。下位市場こそ新しい市場が生まれる場所。
・成功した企業が必ずイノベーションを起こしているわけではない。価格や信頼性などの規律と創造性を融合させる能力を持った企業であることがだいじ。リスクを回避する会社の方が10X企業のになる。世界が変わったからといって企業自身が劇的な変化を遂げる必要はない。 -
よくまとまってる。