苦いのテーマ (ビーボーイコミックスデラックス)

著者 : 阿部あかね

• リブレ (2017年8月10日発売)

感想・レビュー・書評

[主観さんの感想 · 2023年9月4日]

再会した新が男らしくかっこよくなってる〜！

浮気のマンガって珍しい〜

夏樹が罪悪感にかられて彼氏いること言っちゃってあんなしんみりしてたのに風呂場で最後のえちを強請るのはいただけないね…
涼真の方が常識人だった。

これは好み分かれる作品ですね〜
私は好き！

[月男さんの感想 · 2020年10月27日]

ビバ・リバ。こんなに自然にリバってる作品に出会えたのははじめてで、阿部あかね先生にハマったきっかけでもある作品です。


浮気や不倫はじぶんに置き換えるなら、するのもされるのも絶対にあり得ない。けれど世の中、そのへんに転がってるよくある話で、嘘ついて流されてだめって分かってるのに浮気しちゃう夏樹の行動は、共感はできないまでも理解はできちゃうのがなんとも…。これが痛い。読んでる最中ずーっとちりちりと、胸が痛い。
浮気相手の先輩がいい人すぎてよけいに切なかったです。先輩の恋が実りますように（むしろ先輩のはなしを読みたい）

[たかぽさんの感想 · 2017年9月1日]

新は自分の半身、大切な恋人、なのに先輩と浮気した夏樹。新ごめんと思いながら先輩とズルズルと体を重ね、そして遂に新にその関係を知られてしまう。銭湯での浮気発覚のシーンは胃がキリキリするくらいリアル。最後一回やろうと誘う夏樹は先輩の「大事な奴の顔を思い出せ」という言葉に「一瞬だけ忘れた、ハハ」と返し、新にそれを聞かれてしまう。他の男とセックスしていた事よりもこの言葉ってキツイよね。BLに自分を反映したり、もし私だったら、と思う事はないけれど、忘れたなんて言われたら私はその人と向き合う事は出来ないって思う。新の心情に同化してとてもしんどい話だったけど、それでも読んで良かったし、最高評価しかない作品。