極楽長屋 (マッグガーデンコミック EDENシリーズ)

著者 :
  • マッグガーデン
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本棚登録 : 305
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800000941

感想・レビュー・書評

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  • 書店で平置きになっていた本書に目が留まった。長屋の狭い路地とドブ板下水の描き方が気に入った。そして、中身を読んでさらに気に入ってしまった。大工の親子が住む長屋に同心が現れ、父親をしょっぴいて行く。後に残された倅は、長屋連中から白い目で見られ酷い目にあうところを、大家のお陰で極楽長屋へ住まわせてもらうのだが……という展開が「鬼平犯科帳」に親しんだ自分には実にすんなり情景が入ってくる。○巻という表示がないのだが、もっと続きが読みたいと思った。

  • 岡田屋鉄蔵さんは、知ってたけど、なかなか手が伸びなかった作家さん。この本が初めて読む作品でしたが、すっごく面白かった!時代劇好きな人はツボだと思います。

    それにしても、オノナツメさんや、よしながふみさん、それに岡田屋鉄蔵さんと、BL書いてた作家さん、時代劇マンガが上手い!BLと時代劇。なんだろうこの共通点…

    【効能】続きが読みたくてワクワクします♪
    【副作用】残念ながら、これ一冊で終わってるようなので、ものすごく残念になります。
    でも、他の作品も読んでみたくなりました!

  • 六さんがステキ♡
    早く続きが読みたい~

  • 2014/11/27
    【好き+】表題通りの舞台で群像時代劇。 『盗人指南』『怪童子と熊』の2編が収録。 主役は話ごとに変わる(大工)(女形と同心)が、人かどうかも謎な一蝶姐さんと六助が影の主役。 非BLだけども素朴な人情と漢くささに萌える。 やっぱりこの作家さんて時代劇を描いたらすごいなぁ…。 装丁も凝っていてとても素敵。 これは続きあるよね?ね?ね?

  • 歌川国芳を描いた『ひらひら』の作者による、極楽長屋に住む人々のお話。岡田屋さんは江戸の風俗の描き方が秀逸ですね。金太郎姐さんがかっこえぇ~。

  • 岡田屋さんの時代劇(人情噺)は、本当にいい。装幀もカバー下も凝っている。一蝶姐さん、最高。

  • 作家買い。岡田屋さんの作品はどれも秀逸だけど、時代物は特に時代劇や歴史・時代小説好きには堪らないものがあります。
    “姐さん”がキワモノ過ぎなのがアレですが、コレが肝ですからね(笑)
    どこかあのシリーズと繋がっているのかと思わせる妖怪っぷりの”姐さん”ですが、これは続いているのでしょうか?もしなっていないなら是非是非続きをお願いしたいです!

  • 江戸の街が舞台。何ともハートフルで力強い。また素晴らしい作家さんに出逢ってしまったなあ。

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