読売巨人軍黄金時代再び (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800210548

作品紹介・あらすじ

近年の読売巨人軍は、大型補強などによる圧倒的な戦力を武器に、ここ6年でリーグ優勝4回(うち日本一2回)、優勝を逃した2回はいずれも三位とすべてAクラスを確保。ONを中心に無敵の強さを誇った、1960年代から70年代にかけてのV9時代を彷彿とさせるような、"黄金時代"を迎えた感がある。こうした常勝チームを築きつつある現在の巨人について、果たして今の強さは本物なのか、原辰徳監督は名将になれるのか、国民栄誉賞受賞の次期監督候補・松井秀喜は監督に向いているのか、今後も巨人が勝ち続けるためにはどうすればいいか…など、知将・野村克也が独自の視点で大胆に斬る。

感想・レビュー・書評

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  • 福田・笠原・松本竜に続き、高木京介(すべてピッチャー)も野球賭博。巨人軍野球賭博黄金時代。

  • 『阪神タイガース暗黒時代再び』を書いた野村克也が、今度は巨人の分析をした一冊。
    当然ながら、今までのような回顧録はほとんどなし。

    ここ数年、清武球団代表下で「補強の巨人」から「育成の巨人」にシフトチェンジしたことに一定の評価をしつつ、それでも四番とエースは一朝一夕には作れないと指摘する野村氏の言説には説得力があった。

  • 2013/12/14読了。

  • 『阪神タイガース暗黒時代再び』が面白かったので姉妹編にあたるこちらを購入。だってワタクシ巨人ファンだからさ…。奇しくも日本シリーズ連覇はならなかったけれど、現在の巨人軍はまぁ強い。生え抜きが主力としてどかっと座っているのがいいんだと思う。阿部慎之助は私も4番には置きたくない派。7番あたりにおいてダブルクリンナップの4番に置けるくらいがベスト。ノムさんは長野久義4番説を提言しているけれど、今の生え抜きで誰が4番打てるかっていうと長野だよなとは私も思う。西武の浅村みたいに4番に固定したら4番の仕事をできるはず。器用なバッターだからね。本当は今頃大田が成長して4番打ってるはずだったんだけどなぁ……もう大田には期待してないけど。2013/337

  • 説得力のある、昔話じゃないジャイアンツ論は楽しくて晴れやかだった。

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著者プロフィール

京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。現在は野球解説者としても活躍。

「2016年 『最強の組織をつくる 野村メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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