- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800215369
作品紹介・あらすじ
光とはいったい何か?-身近な存在ながら謎の多い、不思議な光の性質とその応用技術に関するすべてがわかる一冊。21世紀が「光の世紀」と呼ばれる理由は、本書を読めばわかる!
感想・レビュー・書評
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小学生に虹や光について話す機会があり、予習のために読んでみた。100%文系の私でも解りやすかった。
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光がどういうものか、ざっくり知りたい人におすすめ。数式もない。
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新聞評を見て購入してから、時間が経ってしまった。
以前「重力とは何か」という本を読んだので、てっきり同じ出版社の同じシリーズの新書かと思ったが。(黄色い本だし)
著書のニュートン別冊は読んだことがあり、屈折の現象の車軸に置き換えた説明は既読だが、その後が違う。軸があるわけないが、波の集積が軸があると同じ現象を起こすとの説明。
反射、屈折、そして物質が光を遮ることが、あるレベルの説明がミクロのレベルでは全然違う説明になるのが面白い。
難しい処は上手く端折って、それでも物理の深いところをしっかり伝えている。
良書だと思う。
電磁波について、こういう本が欲しいなあ。 -
【ワクワクする】
光とは何か?と聞かれて明確に答えることができる人はほとんどいないでしょう。その通りです。わたしも答えることができません。
電気的な波ということはなんとなく理解できますが、粒子の性質も持ち合わしているところがなんとも不思議です。
実際に存在する事実だけれども、解明できていないことはワクワクします。 -
今年は国連が定めた国際光年ということを知る人はほとんどいないだろう。
私もこの著書を手に取るまでは全く存じなかった。
http://iyl2015-japan.org
光とは、波であり、粒である。
本書佳境にて示される定義であるが、私はこの一冊をじっくり読んだつもりだが、光についてはまだまだ、ピントがボヤけているのが正直なところである。
虹ができるメカニズム、透明マントの現実性などなど光を巡るエピソード満載のこの本を読めば、光に対しての興味が深まるのは間違いない。
ただし、光の本質に触れるには、物理、化学など、様々な基礎知識が必要なことも理解できた。
私自身の名前でもあるのだが、光は自ら自身よりも、他の物質との関連性で意味を発揮する存在である。
この本をきっかけに、少しずつ光の世界に触れていきたい。それは、きっとワクワクさせる21世紀の技術イノベーションの主流になるはずだから。 -
光の屈折の仕組み、光の三原色、色の三原色といった色の仕組みは、よく分かった。類書をあまり読んだことがないが、他の一般書にあまり書かれていないことが平易に書かれている点は読んでよかったと思う。
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日経の書評で見て。「光とは何か」というアインシュタインも悩んだ問題をわかりやすく解説している。ほんとうにわかっているからこんなにカンタンに書けるのだろう。また、難しいことは、難しいから省いたとか、ちゃんと書いてあるので、より理解が進むのだと思う。
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物語を本当に理解している人は、このように易しく、楽しく理解出来る説明が書ける。更にもっと知りたいという気にさせる。素晴らしい入門書です。
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これは当たり。
未来ある少年少女向けに易しく、かつ、面白く書かれていて、当方のような素人にはもってこい。
こういう本ならお金を出して買って少しでも世に間接的にでも貢献したい。
しかし何ですな、物理の世界の方はほんと例の引き合いが上手。レベル、住む世界は違えどこの点だけは学びたいもの。