鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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  • 宝島社
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800226549

感想・レビュー・書評

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  • うーん・・・。
    なんか、いまいちでした。。

    獣医師の男も「今時そんな
    ニブチンいるのかよ!」な
    無粋なことを主人公にやってるし。。

    なんかなあ・・・。
    こう、「このキャラ好きだ」という
    部分もなく・・・全部中途半端。

  • 鍼灸師・鍼灸のお話。
    あまり知られていない業界のことが少し。

    東洋医学に興味がある人も良いかもしれない。

  •  鍼灸の世界ってこのように構築されているのか……!となった。
     研修医が怖いのはどの世界も一緒だけど、鍼灸の新人さんは怖い。怖いよ。

  • 一行目:「「ごがつおんな?」」
    期待せずに読んだので、結構面白かった。
    まあ、今流行りの、珍しい世界で日常の謎解きを、っていう作品ではあったが。
    新米鍼灸師として鷹野鍼灸院で働く真奈。真奈が見聞きしたことを鷹野に話すと、たちどころに謎を解いてしまう、という設定。
    鍼をやってみたくなる、と同時にその世界の専門学校のダメさ加減もわかって、それだけでも面白い。
    真奈の左足が義足だというのが、冒頭に明かされるサプライズ。シリーズ化するのかな?

  • (収録作品)はじめての患者さん/置き忘れのペイン/失われた風景/それぞれのすれ違い/マクワウリを刺す

  • 鍼灸がテーマで馴染みが薄いかもしれないが、とても読みやすくてすぐに物語の中に引き込まれました!!
    鷹野と真奈のやりとりがおもしろく、鷹野の話の折りたたみ方も見事です。

  • 「完全なる首長竜の日」が面白かったので、こちらも手にとりました。
    全然違う印象です。毎回作風を一新する方なのでしょうか。
    本作は日常物のミステリーで、語り手である主人公の五月女が鍼灸院で働くうちに出会ったいざこざ(事件)の顛末が書かれた連作短編集です。
    ホームズ役は鍼灸院の先生で[アブダクションだよ]が口癖ですがエイリアンとは関係ありません。
    表紙がマンガ絵だと内容まで二次元ぽい世界観で観てしまうのでもったいないと思います。この風潮やめてほしいな。

  • 馴染みのない鍼灸を題材にしているのが面白い。

  • いわゆる日常の謎系の短編集で、鍼灸院にまつわるあれこれの謎がテーマです。謎とそれが解決に至る道が、さりげないながらもすごく深い。文章もうまくてテンポがいいので、密度はあるのにさらさらと読めてしまいます。
    一応1年というくくりでこの本は終わってるんですが、続かないかなぁ。

  • 気付いたら不在…でも人気。
    そんな鷹野先生の元に新人で入ったはいいものの…
    私一人で病院開かなきゃいけないの?!

    そんな毎日を送っている主人公の元には不思議な事件がたくさん転がっている。
    それを不在の先生がぴたり!と解決!
    というお話。

    うーん、読みやすくて良いんだけど読みごたえはなかったな。

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著者プロフィール

1971年東京生まれ。小説家・劇作家。2010年『完全なる首長竜の日』(宝島社)で第9回「このミステリーがすごい!大賞」を、『忍び外伝』(朝日新聞出版)で第2回朝日時代小説大賞を受賞しデビュー。2013年『忍び秘伝』(文庫化タイトル『塞ノ巫女』)で第15回大藪春彦賞候補。近年は作品の英訳版が発売され、中国のSF雑誌にも掲載されるなど、海外での評価も高い。『機巧のイヴ』シリーズ(新潮社)、『見返り検校』(新潮社)、『僕たちのアラル』(KADOKAWA)、『ツキノネ』(祥伝社)、『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』(宝島社)など、著書多数。

「2020年 『ドライドックNo.8 乾船渠八號』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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