保科正之 ~民を救った天下の副将軍 (歴史新書)

著者 :
  • 洋泉社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800300348

感想・レビュー・書評

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  • パクス=トクガワーナの基礎は保科正之という副将軍がいたから可能になった。戦国時代からの転換点を導いた名君を語る。


     保科正之大好きおじさんが書いた本。書き言葉に感情がこもっちゃって冷静じゃない(笑) だからどうも信じがたい雰囲気が残る。残念。

     保科正之について、この中村彰彦以外の本を読みたくなった。

  • 保科正之という人物を俯瞰して眺められるのは良かったです。
    しかし主に巻末の対談中で、他の人物や現代の政治家を正之に比して貶める記述が多く、気になります。
    良くも悪くも、著者のこだわりや考えが良く見える内容です。

著者プロフィール

中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。小説に『鬼官兵衛烈風録』『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』など多数。

「2020年 『その日なぜ信長は本能寺に泊まっていたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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