データでわかる2030年の日本

著者 :
  • 洋泉社
2.94
  • (1)
  • (18)
  • (40)
  • (17)
  • (4)
本棚登録 : 326
感想 : 46
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800301161

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 早く結婚と2人以上の出産しなきゃと思わせられる。やばいなぁ、日本。。。

  • 4〜5

  • 超高齢化社会にはなるだろう。という漠然としたイメージを、はっきりデータで見せられた。ひとくちに高齢化社会と言っても、そこから派生する様々な結果を見ると暗澹な気持ちになる。数人で少しずつでも支えられれば延命は可能

  • ちょっと調べたらわかるけど、そのちょっとがめんどくさい。そんなデータを丁寧にまとめていただいた本です。一番驚いたデータは2035年の年齢別一人暮らし世帯数で85歳以上が211万世帯と最も多くなること。この世代が年齢別人口のボリュームゾーンになるため当然なのだが、今の地域の高齢者見回り制度とか破たんしそうな、、、。やっぱり、人口て大切で、ここのデータのほぼすべての推計は人口推計で説明がついてしまう。そこは、デフレの正体と根幹が一緒か。やっぱり、里山資本主義を目指そう!

  • ただ読んでもあまり意味はない。ここから自分で何を考えて始めるか。

  • 将来的に日本がどうなるかを統計データから解説している。
    頭の整理として持っておくと良いと思う。

  • 人口動態をベースに、将来の日本を考えるための基本的なデータをまとめた本。表やチャートが多く掲載されており、視覚的にも分かりやすいが、その分だけ危機感も認識出来る。将来を予想することは難しいが、人口動態からの予測は確実におこる未来で、ビジネスや個人の将来を考える上で必要な知識であると思われる。日本の地域別の人口の減り方、高齢化の実態、家族のかたち、教育や福祉などのデータを見ると暗くなってしまう。これらの危機な状況に対応するための抜本的な政策転換は想定しづらく、個人で困難な未来に備えるしかなさそうだ。

  • まぁ普通の予想だが、まとまっている。

  • 「データでわかる」とあるが、政府統計、特に人口に焦点を当てたものであり、新たな発見は少なかった。ただ、そうした中でも、結婚は女性が決めるもの、という切り口での晩婚化と少子化は納得できるものだった。また、生活保護世帯の増加は、そこまで行っているとは知らず、まさに「二極化」が進んでいるということが分かった。
    さらには、外国資本による土地取得の規制をかけないと、近い将来には、この国の土地は中国人のものになってしまうという危機感を感じた。領土問題もそうだが、国土を守ることを一日本人として考えなければならない。
    人口問題については「既に起こった未来」であり、それに対してどうするかは、ビジネスだけでなく、生活者、および国民として正しい理解をしておきたいものである。

  • チェック項目4箇所。2060年、団塊ジュニアが86歳になったら、こうやって80代同士が助け合うのが当たり前になるでしょう、それどころか、体の元気な80代が、体の調子の悪い60代を助けるというケースも増えるでしょう、いわば「逆・老老介護」です。現代は、子どもの数は減りましたが、高齢者の数は増えた、これも社会にとって負担になるわけです、高齢者は病気になりやすいから、医療費がたくさんかかる、それが現在、そして今後の日本の社会の大きな問題であることは言うまでもありません。実際に大学生の学力はどんどん低下しており、大学の先生が手を焼いているのです、どれくらい低下しているかというと、平仮名の「も」の字が書けない、横の棒を三本書く学生がいたそうです、それから、10000÷10の計算ができない、どうしてそんな人が大学に入れるのかと教授に聞いたら、高卒で就職しようとしたが就職できなかった者が「大学に入ってくるからだという回答でした、やれやれ、です。日本の出生数はまだまだ減っていく、若い労働力が不足するのに、大学や大学院まで行って、社会に出るのが23歳から28歳なんてことをやっていたら、ますます労働力は不足します、これからは限られた若者を、できるだけ早く有益な人材に育てて、社会に出していく必要がある。

全46件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦展の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
ジャレド・ダイア...
エリック・リース
ジュリアン・バジ...
佐々木 圭一
クリス・アンダー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×