幸運の姫君のはずなのに回りを不幸に追い込んでばかりの耀姫は、夫を選ぶ鞠投げの儀式でうっかりあさっての方向に投げてしまい、それを拾ったのはある国の王の従者だった。
初めて見たときからあまりの美しさのその従者・李安に釘付けだった耀姫。しかし王の妃となった自分がそうそう会える相手でもない・・・。そう思っていたのに、教育係として彼はやってきた。美しい外見とは裏腹にかなり辛辣な性格だったが、窮地には助けてくれたり、導いてくれたり。そんな李安に耀姫は惹かれてやまず・・・。
いやはや、最初に王の妃になっちゃったもんだからどうしようもないでしょ!!と思ってたらこんな展開・・・。まぁ、結構無理矢理展開とも言えるかも?特にラストに綺羅姫がちっとも幸運の姫じゃなかった理由とかもわかるんだけど、そこらへんとかはこじつけくさい感じがしなくもなかったかな。
でも武道会のあたりはもうラブラブでよかったです。