信天翁の子供たち

  • 水声社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801002852

作品紹介・あらすじ

感性の響きのなかで、わたしを生きる。「日記文学」の名手による詩的小説。

感想・レビュー・書評

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  • 1950年位に出版されたんだけど、その頃のパリって世界の文化の中心だったらしいのよ。パティ・ラベルじゃなくて、スミスの方はパリに憧れてたんだけど、遠いわ!自分らでやるすけの。と地元で頑張ったらしい。

    そういう高揚感みたいなのはあるような。ジューナという40代の女性が主人公で。自分もかつては若かった。若い頃は鳥の体の表面がきらめくように、内側から輝いていた。そういう情熱みたいなものの普遍性って何なんですかね。それにしても人間同士の心の移り変わりの難しいことよ。と嘆く作品?結局良くわかりませんでした。

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著者プロフィール

アナイス・ニン(Anaїs Nin)
1903年、フランスはヌイイ・シュル・セーヌで生まれ、1977年、闘病の末、癌でロサンゼルスにて生涯を終える。11歳の年に母親と弟たちとともにアメリカに移住した。1930年代初頭に夫の転勤に伴いパリに居住し、作家活動を始める。40年から50年代のアメリカにて小説を発表し続け、60年代半ばに日記の出版で名声を得る。74年にダートマス大学より名誉博士号を授与される。日本へは小説『愛の家のスパイ』が河出朋久によって紹介され、66年来日に際し大江健三郎、江藤淳らとの会談が『文藝』に記録されている。89年に実弟ホアキン・ニン・クルメル、カリフォルニア州立大学バークレー校音楽学部名誉教授は来日して、関西の大学での講演やピアノ演奏会を果たす。

「2023年 『四分室のある心臓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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