人怖 人の狂気に潜む本当の恐怖

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 191
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801928824

作品紹介・あらすじ

心霊より天災より、人が怖れるものは《人》である…。思わずゾッとする、人が怖いヒトコワ話を、実話系ライターとして事故物件や新興宗教、ホームレスやゴミ屋敷など、世の中のアングラを取材してきた著者が、リアルホラーとしてお届け。裏社会に精通した著者ならではのヒトコワ体験や、取材で知りえた恐ろしいヒトコワが詰まった、恐怖の集合体。

感想・レビュー・書評

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  • 昨日発売された新刊なのに、Kindle Unlimitedに入っていてビックリ。こんなに大盤振る舞いして大丈夫なのだろうか?
     
    面白くて一気読み。
    自ら体験した話や取材で聞いた話など、実話に絞った「怖い話」集。

    村田らむさんの著書は、『樹海考』と『ゴミ屋敷奮闘記』を読んだことがある。

    3冊のうち、今回の『人怖』がいちばん面白かった。
    これまでに積み重ねてきた取材で得た「怖い話」の集大成のような本だし……。

    オカルト話ではなく、生身の人間の狂気にまつわる「怖い話」を集めている。
    多少「盛っている」話もあるとは思うが、怖さのクオリティは相当なものだ。

  •  悲しい話や悲惨な話に癒されるのだけど、この本で語られるエピソードは怖くてとても癒される。

     過去に自分自身が出会った人で今でも大嫌いであったり憎しみを抱いている人はいるのだが、この本に出てくる人に比べるとその人はずっと善良だ。世の中は広くて関わらない方がいい人がたくさんいることを改めて教えてくれる。これからも危険な現場や危険な人物とは距離をとって、家族にもそういった人たちに近づかないように言う。

     どのエピソードも面白いのだけど、占いを悪く言ったら恨まれて占い師の集団に呪いをかけられる話が特に面白くて怖い。

  • どこまでが事実なのかは最早定かではないですが、日々に少しの刺激を求める方にはお勧めです。
    この手の本を読むのは初めてだったので比較対象はありませんが、非日常的な人間の側面を楽しむことが出来ました。興味深い。
    これに類する他の本も読んでみたいです。

  • 怖いけど恐る恐る読みたくなってしまい、一気読みした一冊。
    ドラマや小説の世界であるような事が現実世界に起きてることにびっくりしたのと、人には見えない一面があるんだと周りへの警戒心が強まったような気がする。。
    胸糞悪い話も多かったけど、こういう世界もあるんだと新しい発見でもあった。

  • 週刊誌のコラムのまとめみたいな コンビニのでかい漫画みたいな

  • 分からないことが怖いんです。霊的現象も人の気持ちなども。

  • 2023/2/6

  • 丸山ゴンザレスさんのダッカのテロの話と、犬を池に捨てさせられてたオートレーサーメカニックの話が怖かった。あと冒頭のハムスターを殺す女。

  • 初手からハードだったけど、小学生の頃、怖いものみたさで怪談の本読んでた時と同じ感覚で読んでしまった
    今まで平和に生きれてていい人生だと思えた

  • 下世話かつ怖いものが読みたい時にちょうど良い。
    実話怪談系統よりは向いているかなぁ。

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著者プロフィール

1972年生まれ。名古屋出身。ライター・イラストレーター・漫画家。ホームレス、ゴミ屋敷、青木ヶ原樹海などアンダーグラウンド取材が得意。『樹海考』『人怖』『ホームレス大博覧会』など著書多数

「2022年 『東京の怖い街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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