瞬殺怪談 呪飢 (竹書房怪談文庫 HO 600)

  • 竹書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801934498

作品紹介・あらすじ

あっという間に読めて怖い!
1話1分で読める大人気シリーズの第10弾。
平山夢明のもとに集った達人たちの最凶実話ショート怪談集!

感想・レビュー・書評

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  • はー面白かった!!
    表紙を鞄から見えるようにしてたら怖いって言われたけど、怖いというよりほんまに面白いんですよ!って人に薦めたいんやけどなー。
    実話怪談の面白さって絶対に本当ってことやと思う。
    偽物じゃない不思議さ。
    改めて、コロナ禍でホンモノのフシギを自分が求めていることがよくわかった。
    小説よりもホンモノのなにか、たぶん。

    今回は良かったものが多すぎてほぼ全部でした。
    めちゃくちゃよかったのが神薫作家『〈見える人〉の見る世界』、これは神沼三平太作家の『実話怪談吐気草』の『肉丸』と同じはなしだと思って興奮したんですよ。どっちも読んで。誰か話したい!!
    それから我妻俊樹作家『出口』これは図書館の怪異。異界につながる物語。最高でした!図書館の本棚の間で迷子になって人形があるとか。村上春樹か!めちゃくちゃおもろいやんけー!!
    そしてそして我妻俊樹作家『飛行機』呪いのはなし。呪いって、やっぱりほんまにあるんですよ。人を呪わば穴二つって言いますもんね。
    あーほんまに面白かった!!
    おかわりしたいです、ありがとうございました!!

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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