ひとりかごめ (バンブー・コミックス)

  • 竹書房
3.75
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本棚登録 : 53
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801966529

作品紹介・あらすじ

ホラー漫画界の新星・雨がっぱ少女群が描く、至極の短編集。

見えない何かを相手に
今日もひとり、かごめの輪に座る――。

一周目:消費者の呻き
二周目:工場勤務
三周目:ザリガニ
四周目:無数の孤独
五周目:百円の眺望
六周目:ペット
七周目:ひとりかごめ
八周目:地図
九周目:夢うつつ
十周目:轍は闇に呑み込まれ
十一周目:現象
十二週目:遺された調理法

感想・レビュー・書評

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  • 儚げな可愛らしい美少女達に緻密に描き込まれたスラッシャー描写が映える胸くそ系ラストのホラー短編漫画集
    萌えタッチじゃないリアルタッチ寄りな雰囲気の絵の作も数編入っている
    割りとブラックなシュール系のオチが多いけど、ホラーコメディな表題作[ひとりかごめ]が凄くシュールで、表紙の絵とはかけはなれた話で笑っちゃったよね...いや凄い笑
    [夢うつつ][現象]あたりは伊藤潤二先生お好きなのかなって思わせる雰囲気がある

  • ホラー短編集。雨がっぱ少女群先生はいつのまにかホラー漫画家になっていたのか。わりあい派手めなゴア描写だが、語り口に独特のテンポがあり、ホラーというよりは「奇妙な味」の短編小説的な味わいがある。一編一編にインパクトがある作風ではないが、一冊通して読むと滋味深い。

  • 文字通りの蒸発がよかった。ホラー、スプラッタは説明が廃されているほど好み。

  • 短編集でさくさく読める。

    絵柄はリアル系で女の子がかわいい。(さすが)

    じっとり怨念渦巻く…というホラーではなく、世にも奇妙な物語のような、白昼夢のような、割合からっとした作品が多い。
    ただし、画力が高いゆえグロ描写はしっかりグロ。
    そこが独特の作風を生んでいると思う。

    長編も読んでみたい。
    ホラーであと2冊は出していただきたい…!

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