pupa(1) (アース・スターコミックス)
- アーススターエンターテイメント (2011年11月11日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803002898
感想・レビュー・書評
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もういいかな
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好き嫌いはわかれるが妙な中毒性がある。
いちばん好きなキャラは鬼島四郎。主人公の現をバイオレンスに虐待するクソ親父なのだが、外道すぎてたまらない。
彼を叩いてる人をたまに見かけるが、この作品を描く上で欠くことできない人物であり、作者がそういう役割を持たせたキャラとして描いてるので自分は不快感がない。四郎の現に対する歪んだ愛情表現、虐待連鎖の因果に焦点に当てるとやりきれない。
もっとも、説明不足の感は否めない。
現の記憶では子供を捨て男と駆け落ちした母が精神病院に入院してたり、序盤に出てきた現や夢のクラスメイトは特に本筋に絡まずフェードアウトしたり、作者の嗜好(=描きたいもの)が先行して所々構成が破綻してる。
絵柄もデフォルメタッチで可愛いのだが、線が歪んで雑に見える。
ラストの畳み方はぶっ飛びすぎて賛否両論だが、読んで損したとは思わなかった。 -
表紙の鮮やかな色使いからは想像できないぐらい力強い線でグロ描写。
兄妹のやりとりが何かに似てるな?と思ったら「最終兵器彼女」か。
親父の容姿が某漫画の関根くんにソックリなのもご愛嬌であろう。 -
【グラグラ揺らぐのは中学生までだから】
つまらない。精神的なグロテスクさはない。 -
食欲と性欲は似ているらしい。両方とも根源的な生物の欲求だ。そういれば食べる様がエロいグルメ漫画は1ジャンルとして確立していますね。これはグルメ漫画じゃないけど。
化け物になった妹が兄を喰らうお話です。禁忌を犯すその食事はまさに情事そのもの。人肉食と近親相姦とSMがドロドロと混ざり合って、エロスを醸し出します。献身的な愛を貫く兄妹の最後の喰らい合いはグロさを越え、美しいとさえ思いました。
全5巻、楽しめました。 -
2015/07/10 売却。
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あまり内蔵・食人系のグロテスクは得意でないのですが、表現が詩的というか、良い意味で現実味がなく読みやすかったです。
話の展開もさることながら、表現の鮮やかさに引き込まれました。
作品の解説に兄妹愛やグロ要素が挙がりがちですが、そっち方面の色はあまり濃くないと思います。 -
結構グロいッス。好き嫌い分かれるかも。ラストがグロいね。
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1~4巻まで読了。