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  • Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803804089

作品紹介・あらすじ

田畑書店「ポケットアンソロジー」と連動する季刊誌の第四弾!今号は現代短歌作家特集。小島なお、初谷むい、東直子、平岡直子、山崎聡子の新作短歌を掲載。連載企画「娘が選ぶ父の短篇ベスト5」は「北杜夫」を紹介。書評家・スケザネ氏責任編集の頁では『新世代の書き手たち』として、岡本真帆、谷川嘉浩、暮田真名、梨ちゃん、齋藤明里の作品や論考を掲載します。また今号に開催された短歌作家の作品は、ポケットアンソロジー作品リフィルとして本書と同時発売されます。

感想・レビュー・書評

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  • 2022年の頭くらいからよく見るようになったYoutube番組「ほんタメ」のMCあかりんが文章を寄せている、と聞いて本屋で注文。職場最寄りの本屋では「注文できません」と言われて、えっそうなの……?と思いながら本屋を出て版元へ直電。田畑書店の営業担当?は「注文できないって事はないですよ~、お客さんの注文も受けられますけど送料かかっちゃうので、もう一回本屋に聞いてみてください」と。どこの本屋かも伝えると、そこなら間違いなく大丈夫です、とのこと。別の日に、今度は違う店員さんに注文をお願いしたところ、無事に注文カードを書いてもらえた。どうやら、今までこの本屋(いくつかある店舗のうち、私がよく使うところ)では扱ったことのない本だったらしい。まあそんなこんなで2週間ほどで手元に届きました。丁寧に粘着テープで封された透明な袋に入っていました。

    前述の通りあかりん目当てで買ったけど、特集の短歌アンソロジーもなかなか面白かった。初谷むいの短歌が好きかもしれない。芸大でデザインの特任講師をしている哲学者の話も新鮮。あかりんこと齋藤明里の文章は初めて読んだけど、難しい言葉を使わずに自分の中で湧き上がった感情を細かく表現していて、こういう文章を書きたいものだと強く思った。読書感想文ってこう書けばよかったのかなぁ。その後の読書系youtuberの文章を読んだら更にその思いが強くなったり……(それぞれ文章の趣旨が違うので仕方ないところもあるが)。ネタバレだと叩かれるのを恐れて、自分の心を揺すぶられたシーンすら書かない、というのは勿体ない気がした。

    あとこれは本当に個人的なことなんだが、注文してから刷ったのか、はたまた元々こういう本なのかわからないけど、ページの殆どのインクが薄い灰色で、日々の労働とブルーライトにやられた目にはしんどいものがあった。ちょっとした学び。

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