一万円札が泣いている

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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784807415601

作品紹介・あらすじ

慶應大学の創始者 福澤諭吉は「明治の偉人」として扱われ、一万円札の顔として知らない者はいないが、その代表著書「学問のすすめ」に完コピ疑惑が発生。

『学問のすすめ』の「天は人の上に人を造らず」は「日之本文書の」完コピ・丸写しだった!

感想・レビュー・書評

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  • 本書は福澤諭吉の「学問のすヽめ」が偽書である「日之本文書」の丸写しとするものだが、それはいうまでもなく「日之本文書」を真書とする荒唐無稽なもの。いわゆる和田家文書などすでに偽書として決着がついているものを蒸し返しているだけ。いわゆるトンデモ本。あるいは疑似科学の部類である。アラハバキ神がいたとか、安東水軍があったなどと空想をひろげるのも悪くはない。ただしそれは歴史とは無縁のものであることはいうまでもない。

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著者プロフィール

1949(昭和24)年、岩手県生まれ。
第三世界の問題、環境問題、先住民、自然食、老荘思想、自然保護、姫神自然塾、古代エ
ミシの抵抗史、安藤昌益や宮沢賢治の研究など、活動は多方面にわたる。近年は、ユーラシア大陸規模で日本の古代史を展開し、その著作は各方面で高い評価を得る。
『週刊金曜日』などで環境問題、公共事業問題などを展開する一方、2009年から『日之本文書』の研究 を開始。講演、テレビ出演のほか、著作は『宮沢賢治―世紀末を超える予言者』『チェルノブイリ黙示録』(以上新泉社)、『蝦夷・アテルイの戦い』(批評社)、『橋下維新はパクってなんぼ』『一万円札が泣いている―福澤諭吉の本性』(第三書館)をはじめ、370アイテムに及ぶ。
月刊誌「ザ・フナイ」に「『日之本文書』に描かれた真実の歴史」を長期連載。

「2016年 『安倍晋三を生んだ長州閥、なんたるものぞ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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