「超」怖い話 0 (竹書房文庫 HO 16)

著者 :
  • 竹書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812418949

感想・レビュー・書評

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  • たまにはホラーが読みたいなと手に取ってみたもののあまり怖い話がありませんでした。

  • 勁文社時代の『「超』怖い話」シリーズから、樋口明雄氏の執筆分をセレクトして新作をプラスした2004年編集版二冊の一冊目。

    基本的には、人から聞いた話を書いていますが、いくつか樋口氏自身の体験談もあります。

    怖い、というより、オカルト的ロマンや不思議さを感じさせられた怪談集になっていました。

    魔術師アレイスター・クロウリーの著書の日本語翻訳版を出版する際に、編集者、翻訳家、イラストレーターな起こった不可解な出来事を書いた「例の本」が、飛び抜けてロマンを感じさせられましたね。
    アレイスター・クロウリーの著作は、日本語版でいくつかあるので、例の本がどれを指しているのか確実ではないですが、さっそく『法の書』を入手したので、近いうちに読みたいと思います。

  • 2010年2月8日

    イラスト/久保田晃司
    カバーデザイン/橋元浩明(so what)

  • 【目次】
     序文

     古い家で見たこと・不動前からの脱出/猫に関する話/右側の壁に消えた/長崎の少年/霊と格闘した話/宙に浮かぶ少女/劇場に棲む/死者のヤキモチ/天井ババア/死相が見える……/赤い稲妻/足を引っ張りに来た幽霊/大崎三条の渡し守の話/超高層ビルの動物/注目される車/責任ある立場/押入に棲むもの/葬式の村……/バス奇譚/車を突き抜ける野郎/見なかったことにしよう……(その1)/見なかったことにしよう……(その2)/見なかったことにしよう……(その3)/セブンスター/覗くな,オヤジ!/山門話ふたつ/おたくの霊/クトゥルーの使者/例の本/カラスの翼/時をかける私/ずぶぬれ女/牛乳屋のおばちゃん/怪奇トンネル/草原の輝き/ガードレールの上/ドッペルゲンガー/氷の下/米とぎ/ゴースト殺人事件/ゲートル/フィレンツェでのこと/レリーフ/訪問客/黒い揚羽蝶/林の中/あいさつ/ジャングルジム・マン/暗夜歌舞団/鼓笛隊/ゆう子ちゃん

     おかえりなさい−−平山夢明

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著者プロフィール

1960年山口県生まれ。明治学院大学卒業。雑誌記者を経て、87年に小説家デビュー。2008年『約束の地』で、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞をダブル受賞。2013年刊行には『ミッドナイト・ラン!』で第2回エキナカ大賞を受賞。山岳救助犬の活躍を描く「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの他、『狼は瞑らない』『光の山脈』『酔いどれ犬』『還らざる聖地』、エッセイ『北岳山小屋物語』『田舎暮らし毒本』などの著作がある。有害鳥獣対策犬ハンドラー資格取得。山梨県自然監視員。

「2022年 『南アルプス山岳救助隊K-9 それぞれの山』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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