- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812491652
感想・レビュー・書評
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設定が面白そうと思い読んでみたけど、少し児童文学に近いのかな、、あまりハマらなかった。
学生時代に読みたかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老化防止薬が開発され、人々は若い肉体を保ったまま100年、200年と生きられるようになった。
その代わり、ほとんどの人から生殖機能がなくなり、子どもは貴重な存在に。
主人公タリンは、保護者?ディートに連れられ、子どもとのひとときを提供して歩く。
子どもの外見を一生維持できる、PPという手術を受けるようしきりに求められるタリン。
タリン自身が求めることとは。
長く生きたらそれだけ幸せなのか、
老いないことは幸せなのか、
考えさせられる作品。
10代〜20代の人に特におすすめしたい。
何が幸せかって、分からないまま何となく日々を過ごさないために。 -
あいかわらず、いろいろなことを考えさせてもらえる
「老いるということ」
「老いることを無くすということ」
「希望を持つということ」
「絶望に陥ってしまうということ」
「生きるとはどういうことなのか」
「生きる証とはどういうことなのか」
「切なさ という感情」
「哀しみ という感情」
人は物語を欲する動物である
シアラーさんの作品を読むたびに思うことです -
タリンがかわいかった。タリンが恐怖におののく時は私も不安になった。
すごくかわいそうだったけど、ネタバレ
最後には、お父さんが見つかって家族と再会出来て、自然と笑うことができてよかった。 -
【あらすじ】
医療技術が発達し、いつまでも若いまま生 きられるようになった世界では、かわりに 子どもが生まれなくなった。
数少ない本物 の子ども、タリンは「子どもとのひとと き」を提供することで暮らしをたてていた が、大人になる前に見た目を子どものまま にしておく「永遠の子ども」手術を受ける よう期待される。
大人だらけの世界で生き る少年タリンの運命は?…。 -
作者は外国の方なのですが、訳者さん(金原瑞人さん)が翻訳がうまいため、外国小説特有の読みづらさはなく、久しぶりに落ち着いて楽に読める児童書に出会えました。レーベルは児童書じゃない気もしますが、この読みやすさ、小学校高学年~向きだと思いました。
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作者は外国の方なのですが、訳者さん(金原瑞人さん)が翻訳がうまいため、外国小説特有の読みづらさはなく、久しぶりに落ち着いて楽に読める児童書に出会えました。レーベルは児童書じゃない気もしますが、この読みやすさ、小学校高学年〜向きだと思いました。
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中学の頃読んだ。こどもであることの価値とか、本当の家族を探したりだとか、見かけだけのこども達だとか、寂しくて切ない。だけど読後は陽だまりのような温かさを感じました。