- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011798
感想・レビュー・書評
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大学生の誠には異母兄で人気俳優の尚吾がいる。
故郷である四国を離れ、東京で共に暮らす。
過保護なくらいに誠を溺愛している尚吾に弟でありながら兄を守りたいと思っている誠の元にある日故郷の幼なじみからハガキが届く。
それが誠の見る夢を暴く始まりと…。
異母兄弟もの。
俳優の兄なのでそちら関係が重きを置く話だと思いきや故郷の村の沼の謎等が絡むサスペンスになっていて凄かった。
尚吾が何故誠への態度が変わったのか、幼なじみの死村の秘密etcと読み進むうちに分かってくると驚きばかりで。
読み始めは尚吾の方が強いかと思えたけれど誠の方が芯は強いのかも。
腹を括ってからの尚吾は強さを増したけれど。
これから先困難が待っていようとも2人で入れば乗り越えられると。
最後の章での真実は尚吾の胸の中で永遠に…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初はただの兄弟モノだと思って読んでいたら……え、何これ怖い…!徐々に引き込まれていきます…
次巻が更に面白くなるので、是非シリーズ読んで欲しい。 -
兄弟もの。意外と弟があっさり受け入れていて、背徳感は少なかったような?何より沼をめぐるあれこれが怖かった。
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評判のいい夜光さん初読み。兄弟ものも閉鎖的な村で起こるおどろおどろしい事件のノリもどちらも大好きなので期待したけど、期待外れでした。
とにかくそれらしいノリを味わいつつ、エロがあれば満足の人はいいと思うよ!重い話のはずなのに、あっさり軽く読めてしまうところで内容をお察しください。 -
異母兄弟(^q^)兄尚吾×弟誠。面白かった〜。閉鎖的な村、神隠し、鬼喰い沼…どろどろした雰囲気が堪らなく好きだ\(^o^)/元々ラブラブな感じの兄弟なので、兄弟でっていう葛藤は少な目です。
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面白かったです。半分血のつながった兄×弟。背徳感については、主人公(受)よりも、兄(攻)の方が強く感じている。この作品は主人公目線で書かれているので、重苦しい背徳感を感じたい人には物足りないかも?
ちょっぴりホラー風です。けど、幽霊が苦手な人でもドキドキしながら楽しく読めると思います。第二作もさっそく予約しなければ! -
兄弟というのはそれほどいけないものだろうか?? 大学生の磯貝誠は、異母兄で人気俳優の尚吾とふたり、故郷である四国を離れ、東京で暮らしている。過保護なくらいに誠を溺愛している尚吾と、弟でありながら兄を守りたいと思っている誠。ふたりはまるで恋人のように仲のいい兄弟だった。そんなある日、誠のもとに幼馴染みからハガキが届く。それがすべての始まりだった…… ずっと押し殺してきた想い。兄弟として越えてはならない一線。故郷に隠された忌わしい秘密とは…!?
出版社より -
★4.0。シリーズ1。執着攻の束縛愛的なものを期待していたら、意外にも兄は自制心があり途中から逃げ腰でアレ?と思ったけど、最後はようやく執着攻らしくなって良かった(笑)八尋が当て馬になって兄が激昂プレイ的なものとかあるのかと期待したら、BL面より村の因習がメインになり、八尋はあんな顛末に…。設定の割にあまりドロドロせず淡泊な印象。しかし受と想いが通じた後の開き直った兄の強引さと、何よりショタ受に欲情自慰という最後の爆弾に満足。次巻から兄の執着愛が期待出来るだろうか。
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これ1冊だけでも、十分おもしろい。
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花シリーズ。
兄弟ものとして最高。