大学生の誠には異母兄で人気俳優の尚吾がいる。
故郷である四国を離れ、東京で共に暮らす。
過保護なくらいに誠を溺愛している尚吾に弟でありながら兄を守りたいと思っている誠の元にある日故郷の幼なじみからハガキが届く。
それが誠の見る夢を暴く始まりと…。
異母兄弟もの。
俳優の兄なのでそちら関係が重きを置く話だと思いきや故郷の村の沼の謎等が絡むサスペンスになっていて凄かった。
尚吾が何故誠への態度が変わったのか、幼なじみの死村の秘密etcと読み進むうちに分かってくると驚きばかりで。
読み始めは尚吾の方が強いかと思えたけれど誠の方が芯は強いのかも。
腹を括ってからの尚吾は強さを増したけれど。
これから先困難が待っていようとも2人で入れば乗り越えられると。
最後の章での真実は尚吾の胸の中で永遠に…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月12日
- 読了日 : 2023年12月12日
- 本棚登録日 : 2023年12月12日
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