- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813708766
作品紹介・あらすじ
「ごめん、別れよう」――6年付き合った彼氏に婚約破棄された葉月。傷心中に訪れた伊勢でベロベロに酔っ払ったところを、怪しい茶屋の店主・拓実に救われる。拓実が淹れる温かいお茶に心を解かれ、葉月は涙をこぼし…。泣き疲れて眠ってしまった翌朝、目覚めるとなんと“神様”がみえるようになっていた…⁉ 「この者を、ここで雇うがいい」「はああ⁉」神様の助言のもと葉月はやむ無く茶屋に雇われ、神様たちが求めるお伊勢の“銘菓”をおつかいすることになり…。
感想・レビュー・書評
-
主人公は違えど前作と続きの設定で、同じキャラがバンバン出てくるので前作を読んで無いと辛い。葉月も拓実も凄く大雑把だし、設定も深く作ってない感じ。軽くて読みやすくはあるけど全体的に浅くて物足りない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を読んでると和菓子やお茶が飲みたくなりました!
-
東京から傷心旅行に来た主人公が、伊勢で神様が来るお茶屋で働くことになる話。
神様がとてもフレンドリーで、ほんわかするのですが、これからそれぞれのひとたちを掘り下げてほしいと思うくらいなかなかあっさりした終わり方でした。
続編が出たら読みたいと思います。 -
伊勢が舞台の話を読むのははじめてだった。赤福って聞いたことはあるけど食べたことはないから食べてみたいなあ。6年8ヶ月も付き合った彼氏のことをいっときでも忘れられるってすごいなあと思った。葉月が拓実たちに出会って良い方向に変わったように葉月が来たことで茶屋に活気が出たっていいなと思ったけど、葉月が思いつくようなことって特に変わったことではなかったから拓実は一体どんなところで育ったんだ?ほんとに店する気あるのか?と思えた。今後も潰れずにお店が続くといいなあっていう終わり方だったから拓実はそこまで本気で店をやっているわけではないんだろうなと思った。神様の茶屋としてはそんな感じがちょうどいいのかな。
-
似たような設定で始まったなぁと思ったら、莉子ちゃんのお友だち葉月ちゃんがヒロイン。ちょっと絡みもあって、もどかしい(笑)
-
伊勢の街には神様が訪れる居酒屋のみならず、茶屋まであるのかぁ。お茶の魅力は計り知れない。そのうち珈琲専門店も出てきてくれたらうれしいな。
シナのおばちゃんが活躍していてうれしかった。つっちーの指導のもと庭づくりっていいなぁ。 -
全体的にふわふわした感じであまり構想が好みじゃありませんでした。本初心者の人や深い話が苦手な方には良いかも知れません。
個人的にはもう少し心情描写があっても良かったかなぁとも思いました。過去のお話なんかをもう少し掘り下げて欲しいところがありましたね。
ですが、薄い本としてはコンパクトに纏められておりやはり初心者さんや普段本に触れてない人には読みやすい作品かなと思いました。
長編シリーズものに変わればもっと深く掘り下げられる題材だと思いますのでこれからに期待ですね!