365日、君にキセキの弥生桜を。 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813708780

作品紹介・あらすじ

就活で連敗続きの女子大生・唯。ある日、帰りの電車で眠り込み、桜の海が広がる不思議な『弥生桜』という異次元の町に迷い込んでしまう。さらに驚くことに唯の体は、18歳に戻っていた…。戸惑う唯だが、元の世界に戻れる一年に一度の機会があることを知り、弥生桜で生活することを決める。外の世界に憧れる照佳や、心優しい瀬界たちと、一年中桜が咲く暖かい町で暮らしながら、唯は自分自身を見つけていく。決断の1年が経ち、唯が最終的に選んだ道は…桜舞い散る、奇跡と感動のストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • この本は私が一番大好きな本です!
    雰囲気が柔らかく、全てが私好みの物語です。
    綺麗な風景が想像でき、とても心地よい物語です。
    田舎の町で、町のみんなが沢山いる商店街、町の中だけの夏祭り、街全体での体育祭、農作業や鳥農家のお仕事、他にもたくさんの、田舎の町の幸せな1年間が描かれていて本当に心が暖かくなります。
    この小説は他の小説と比べるとかなり薄い方だと私は思います。なのにとてつもない満足感がありました。1度読み終わったらまたすぐに読み直しちゃって、何度連続で読み直しても幸せになるずっと幸せが止まらない物語です!
    曲で言うと明るいバラードが似合いそう。優しく柔らかい春の雰囲気が好きな人にはとてもおすすめの物語です!
    主人公が田舎の町で生活してく中で成長して、その中で新しいことを知って、自立していく。自立について考える素敵な機会となりました。
    「自立」というテーマで進んでいく物語はとても素敵です!私はそのテーマより物語が素敵すぎて何度も読んでしまいます。
    薄い本なのですらすら読めると思います。たくさんの人に読んで欲しい!この幸せな気持ちをたくさんの人に味わって欲しいです。
    是非読んで見てほしい物語です!

  • 読み終わった後は心が救われました!
    大人になる事は、自分をしっかり持つ事。
    自立とは人に頼り人に頼られ知識を共有し合うことなんだなと思いました!
    この作者は天才だなと思いました!

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著者プロフィール

東京都在住。2008年に書き上げられた代表作『天国までの49日間』は、その後2011年に第5回日本ケータイ小説大賞にて大賞を受賞し、作家デビューを果たす。現在、作家として小説やコラムを執筆し続ける一方で、開運アドバイザーとしても活躍。著書に『16歳の遺書』(実業之日本社文庫GROW)、『70年分の夏を君に捧ぐ』(スターツ出版文庫)、『線香花火のような恋だった』(集英社オレンジ文庫)など。生きることの尊さと儚さ、壮絶さを描いた作品が人気。

「2022年 『ひとりぼっちの殺人鬼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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