一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書【経済編】 公立高校教師YouTuberが書いた
- SBクリエイティブ (2020年10月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815606176
感想・レビュー・書評
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経済編は、普通の教科書と一緒かも。宗教編のほうが切り口がちがくて面白かった。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50296634
現役公立高校教師としては初めて、Youtubeに世界史の授業動画を公開し、たちまち、大学受験生や社会人、教育関係者から「神授業! 」として話題沸騰の現役・公立高校教師が書いた“新感覚"の世界史の教科書です。大学受験、学び直しにも。高校生から、大学生、主婦、社会人まで必読の1冊です。
(生命融合科学分野 大塚正人先生推薦) -
絶対に忘れない世界史シリーズの経済編。
経済の視点から歴史を学んだのは今回が初めてで、とても勉強になりました。やはり世界を見るためには、政治、宗教、経済といった多角的な視点で捉えることがいかに大切かを改めて感じました。 -
高校で世界史受講未了だったので、基礎教養として世界史を通観しておこうと手に取ったのだが、ビックリするぐらい読みやすいしアタマにすいすい入る、ごくごく初心者にはピッタリの著作。
その理由が一般的な教科書と違い、【世界史の舞台を、大きく、ヨーロッパ・中東・インド・中国という風に大きく同時代で4つに分け(むろん、時代によってはインドが消える代わりにアメリカが登場する)】【タテの歴史を10のブロックで輪切りにして著述していく】【視点は、物々交換、貨幣経済の誕生・硬貨から紙幣、さらに兌換と不換の発達・大航海時代と銀の時代、、、など相互地域での交わりにも言及していく】というもので、最後まで面白くてあっという間に読めましたし、手元に置いておきたいと思わせる著作でした。
世界史が全くダメな人はぜひこれを手に取って下さい。世界史に詳しい人には、知識の食中毒を避ける離乳食のようなものなので物足りないとは思いますが。
この発想でNHKスペシャル歴史ものシリーズつくってほしい。読んで思ったのは、東南アジア・アフリカ・中南アメリカ+オセアニアは被支配国として登場してもただの一度も支配国として登場することはなかったんですよね。まさに銃・病原菌・鉄 -
相変わらずこのシリーズは面白い。
お金をテーマに世界史を綴っている本書だが、
特に、戦争とお金の関係がとてもわかりやすいと思った。
学び直しに最適かと。
歴史を勉強し始めた小学生にもおすすめしたい -
経済という視点で通しで見る世界史。お金と信用について一気通貫で見てみる世界史も面白い。国の栄枯盛衰に経済あり。
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「読んだら絶対に忘れない」は嘘すぎるので⭐︎3
とはいえ経済史を世界の横の繋がりで書かれていて、その中に日本もきちんと組み込まれていて分かりやすかったです。
特に金や銀の流れのなかで、日本の金山・銀山のことを紹介していたところ(日本は世界的な銀山だった)が興味深かったです。
それなりに分量が多く、最後のほうは読むのが疲れてしまったので、金本位制などのお金の発行問題のところはあまり理解きれなかったのですがまた読み返したいです。
リーマンショックやサプライムローンなどの割と最近の経済の話もされているのもよかったです。
グローバル化による経済格差が言われていますが、「グローバル化」の意味するところの本質は「世界の一体化」なので、基本的には「混ざって平均化」する、と書かれていたのが印象的でした。
経済だけでなく文化なども平均化していくと考えると、ちょっと悲しくなりました。 -
時期ごとに世界を横断して経済的つながりを示す。
それぞれの国の様子をよく理解していない昔の話はぶつ切りにしか思えなかった。
反面、近現代になるとそういうつながりだったのかと目からウロコが連続して落ち、面白くてたまらなかった。