- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815621261
感想・レビュー・書評
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思い違いの語源だったり、えっこんなところにラテン語が!というトリビア的な面白さがあったりして、ラテン語入門というよりラテン語に親しめる本。図や写真などまたラテン語の文章など掲載されていて、分かりやすかった。
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ラテン語が周りにたくさん潜んでいるということを伝える一冊。世界史や政治、宗教、科学など、様々な切り口からラテン語との関わりについて紹介している。ラテン語で書物を読み解いたり、語源がラテン語であることを示したりしていて、筆者のラテン語愛が感じられる。あまり馴染みのない事柄・単語とラテン語を結びつけるような記述があり、その部分は少々退屈さもあった。ただし、これは私自身の教養レベルが筆者に達していないのであろうから、今後知識が増えたときに読み返したら、本書をより楽しめるかもしれない。
この本通じて学んだこと
- historyの語源がstoryやhis storyというのは誤りである。本当の語源はラテン語のhistoriaであり、さらにギリシャ語まで遡ることができる。storyも語源はhistoryと同じであるとされる。
- スポーツメーカーのASICSの由来はラテン語で、anima sana in corpore sano「健全な肉体に健全な魂」の頭文字をつなげたものである。
- ラテン語を公用語とする国はバチカン市国のみで、日常会話で使われることはほとんどない。しかし、ラテン語を普及させる活動が行われており、必ずしも死語とは言えない。 -
*星4つ相当です
X (Twitter)で見かけて、ずっと気になっていた本でした。ようやく入手するも、仕事に追われほぼ読めず返却。時間ができたらもっとじっくり読みたいなぁ。ゴールデンウィーク前に買っちゃおうかな。 -
まじで全部ラテン語でできてるんじゃないかくらいに浸透してる。
難しいけど、へぇーと思うことばかりで面白かった。自分の会社を作ることがあったらラテン語から名前を取りたい。なんかかっこいいから。 -
背ラベル:892-ラ
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ずーーっと、へええ、へええ、の連続だった。知らないことばかりで。
長い長い歴史を経て言葉(英語などヨーロッパの言語)ができあがっているのだなぁと改めて。
p128 fluo「流れる」→fluent, fuid, influenceなど。
p139 サプリなどのカルニチン(carnitine) ←ラテン語のcaro「肉」から。
→incarnation「肉体化、化身」, reincarnation「生まれ変わり」。花の「カーネーション」の語源でもある。
P146 ファクシミリはラテン語で、「似たものを作れ」fac(facioの命令形) simili から。simili → similar, resemble, simulation
「シミュラクラ現象」はsimulacra「似姿」という意味のラテン語で、similisからの派生語。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000068884
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892-R
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いや〜、面白かったなぁ。一気に読んでしまった。ラテン語読めるようになりたいなぁ。という気持ちと共に、漢文も勉強し直したいという気持ちも。こういう知識を生きた教養と呼ぶんだろうな。