フランス革命 (図解雑学)

著者 :
  • ナツメ社
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本棚登録 : 98
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816348778

作品紹介・あらすじ

本書は、フランス革命勃発からその終焉まで、当時の史料や絵画、イラストでくわしく図解しながら、世界史上有数の激動の時代であるフランス革命を数々の人間ドラマとともに鮮やかに描き出します。

感想・レビュー・書評

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  • これ(私的)隠れた名著

  • フランス革命の流れを掴むのに良いと思う。

  • 「フランス革命の伝道師」を自任する安達氏の執筆になるコンパクトなまとめ。
    著者がよく革命の画期として強調する「ヴェルサイユ死刑囚解放事件」については触れられていないの不思議だった。

    2010年の本なので仕方がないけど,はじめにで,我が国の2009年政権交代について,“「一滴の血も流れなかった革命」という印象を受けた”と書いているのは何か物悲しい。
    “鳩山さんは、選挙前から盛んに「友愛」という言葉を口にしていた…この言葉が日本によみがえったことに、私は深い感慨をおぼえた”p.17

  • 非常に読みやすいが人物や出来事を細切れに紹介しているだけなので、この本だけでフランス革命の流れを知ることは難しいように思う。
    ただ、各出来事の原因と結果を知るには良いのかもしれない。

  • ●フランス革命とはどういうものなのかをざっくりと理解するのに適している。

  •  一ページ毎に、あるいは見開きで雑学を並べていくような形式の本は実はあまり好きではないのだが、もっとまじめな本を読んでもなかなかフランス革命の流れもイメージも頭に入って来なかったので、この本を手に取ってみた。他の本で筆者が割とわかりやすくフランス革命を説明してくれていたので、この筆者にも期待していた。読んでみると、しっかりとフランス革命の流れが描かれていて、見た目から受ける軽いもしくは軽薄な感じでは決してなくて、読み応えのある本だった。これだけでフランス革命がわかるわけでもないだろうが、もっと難しい本を読む前の準備に読むのにはちょうどいいと思う。

  • w

  • 宝塚のコマーシャル見てたら「ベルバラってどんな話だっけ?」と気になり始めて、そこから連想ゲーム的にフランス革命の入門書を読みました。民主主義の理念は素晴らしいけど、恐怖政治をやらかしたデタラメな革命だったんですね。

  • 大きな流れを掴みやすく解説してあり、頭の整理にちょうど良い。真面目に3回読んだ

  • 図解だけあって見やすい。
    革命暦とグレゴリオ暦との対応表もあって良かった。
    しかし、一カ所人物名と肖像画が合っていないのでは?と言うところがあったので少し残念だった。
    (確証がもてないので具体的には書きませんが)

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著者プロフィール

フランス文学者。1944年岩手県盛岡市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業、同大学院修士課程修了。フランス政府給費留学生として渡仏、パリ大学等に遊学。執筆活動の傍ら、大学で講師も務めた。著書に『物語 フランス革命』『マリー・アントワネット』など。

「2020年 『サンソン回想録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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