朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す (産経セレクト S 9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819113335

作品紹介・あらすじ

報道しない自由、歪曲、印象操作、傲慢、恫喝。朝日新聞は民主主義の敵だ!なぜ同じ過ちを繰り返すのか。国難に朝日は危険だ!

感想・レビュー・書評

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  • 朝日新聞の報道に関し、櫻井よしこ氏、門田隆将氏、花田紀凱氏らが対談した内容をまとめたもの。森友・加計事件を中心に朝日新聞の報道をはじめ、TBS、NHKなどの反安倍政権キャンペーンについて批判している。説得力があり、よくまとまっていると思うが、範囲がほぼ森友事件に限定されており、狭くて残念。
    「国の運命は何よりも国民の資質に左右される。国民の賢さが国家を守り、国民の愚かさが国家を衰退と滅亡に導くのは、人類の歴史が証明するところだ」p3
    「(ストローマン手法)証言や資料などの証拠を、正しく引用せず、自分の都合のいいように変えてしまう。切り取ってしまう。そうして相手を論破することをいいます。なぜ「ストローマン」つまり藁人形と言うかといえば、その理由には二通りあって、藁人形というのはすぐに倒れるので、つまりは倒しやすいということ。もう1つは中身がスカスカということだと言われています。このストローマン手法というのは、欧米では、最も軽蔑すべきディベートの方法とされています。朝日新聞のやり方には、このストローマン手法が実に多い」p159
    「(門田隆将)櫻井さんはまだ彼らをジャーナリストだと思っているからいけない。私はもうとっくに運動体、運動をやってる活動家だと思っています」p180

  • h10-図書館2019.4.30 期限5/14 読了4/30 返却5/1

  • 別に探してるわけではないのだが。
    このところ朝日関係の本が結構目について読んでいる。
    大概不思議なのだが、大概、ちょっとあれーホントかよ、と思うような現象事象には殆ど朝日が絡んでいる。
    いろんな人がそれを変だという。
    朝日がいう内容と、そのいろんな人が言っている内容を比べてみれば、大概、色んな人の方が「事実」を言っている。
    その先の主張がどうかってのは別として、目的のために手段を選ばない人たちと、何があったかまず確認してから議論しようじゃないかというスタンスの人たちがいて。

    なんつか。

    新聞取るの、本当にやめようかな。
    最近読んでる時間もないし。

  • 日本を貶めようとする新聞の代表格が朝日新聞です。
    その手法は、客観的事実を公平に扱わず、結論ありきで自社に都合のいい事実だけをつまみ食いし、読者を思いのまま洗脳する、その結果、たとえ事実の間違いを指摘されても基本的には訂正も謝罪もやらないという唯我独尊の俺様会社です。
    まあここまでくれば、最早新聞社というよりも、ある思想に凝り固まった運動体というべきという指摘はもっともです。(P171)
    その子分格が毎日新聞や東京新聞などですが、本書ではNHKや最近の文藝春秋もやり玉に挙がっています。

    本書の最も面白い対談は、花田氏と堤堯氏との師弟コンビです。
    恥ずかしながら堤堯氏の名前をこの対談で初めて知りましたが、勢いのあったころの「諸君!」「文藝春秋」「週刊文春」の3誌を束ねる編集局長をしていた人だと知り、なるほどと話の面白さに納得しました。
    時間の無い方は、この対談だけでも一読を。
    日本の明るい未来のためにも一人でも多くの人の目に触れることを祈って。

  • 言論テレビで放送された対談を再構成。事実だけではダメ、角度をつけないと記事にならない朝日新聞、事実のつまみ食い・黙殺・見出しや画像で、社会部が是とする方向性を作り出している。マスコミや野党もそれに乗っている。

    深く知ろうとも思わない一般人としては、確かに、マスコミのイメージだけ持たされてるな、と思います。

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著者プロフィール

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

「2022年 『わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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