精神筋力 困難を突破し、たくましさを育てる。

著者 :
  • 生産性出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820119968

感想・レビュー・書評

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  • 筑波大学授業 勇者の鼓動にて浪漫の虎賞として本人から頂きました。

    仙人のような方で、話がうまいのはもちろん、魅力が体中からあふれ出る白石さん。名言製造機である白石さんらしい一冊なのかな、とも思いました。

    本にはありませんが、白石さんの発言としてもっとも印象的なのは、
    「○○になりたい、と思っている人は大人になった時もちゃんと○○になりたいと思っている大人になれる」という言葉。世界一周する!ときめて世界一周した白石さんらしい一言だと思います。

    それにしてもアンパンマンのマーチはいい歌詞だ。

  • ヨットレースの過酷さを知る事ができたが、それ以上に彼の生き方に感動した。また、海に帰って欲しい。

  • 「極限状態を経験した人がどのように世界を見ているのか」ということに、興味があります。
    以前、修験道の世界で大変な荒行を達成した著者による『大峯千日回峰行』という本を読み、その一端に触れたことがあります。
    今回は、ヨットでの単独無寄港世界一周を達成し、その当時の世界最年少記録を塗り替えた、ヨットマンによる一冊です。
    夢を叶えるためにはどうしたら良いか、危機にはどのように備え、対応したら良いか・・・等々について、語りかけるような文章で綴っています。
    特に力を入れて書かれているのが、事前準備や応援してくれる人にめぐりあう経緯についての部分でした。
    多額の資金が必要なヨットレースに出場するには、多くの人の応援を受ける必要がある、その経験を通じて学んだことが、数多くの「名言」を交えながら書かれています。
    やはり、大きなことを成し遂げようと思ったら、人に協力してもらえる人格を備えないといけないのだなと、改めて感じました。
    そして、「師匠」と呼べる人に教えを請うということの大切さについても、再認識しました。
    レース中に感じていたことをもっと読んでみたいとも思いましたが、他の著作もあるようなので、そちらに書かれているのかもしれませんね。
    どんな状況でも前向きにとらえて行動に移す・・・元気をもらえる一冊でした。

  • 白石さんの本を初めて読んだ。
    白石さんのことは、尊敬する喜多川泰さんの講演で聞き、本があるなら読んでみたい!と思い、手に取りました。

    なるほど。
    喜多川さんの言葉と共通するものがあるなと感じました。

    自然を相手にしている白石さん。
    家柄は団地育ちだったが、
    そこから世界一周を単独でヨットで周るようになるまでに起きた出来事が記されていた。

    白石さんほどの前向きさをもっている人は少ないと思う。本にも書かれていたが、白石さんは始めは勉強からヨットのことを学んでいた。
    積極的な性格はもとからだと感じた。

    しかし、師匠と出会った以降、
    行動力に拍車がかかる。

    文化が違う外国人とチームを組むのは難しい。しかし、それでもお互いのよい部分を寄せ集めて、よいチームを作っていく大切さが書かれていた。

    白石さんは海を相手にしているひとなので、
    考え方に無理がないなと感じた。

    自分が達成できないレースには無理して出ない。
    身に余るヨットを持たない。
    自分が努力してその力だけで得たもので戦っていく。水のように柔らかく自然体でいる。

    白石さんはヨットを通じて、
    人生で大切なことを学んでいると感じた。
    お金のために動くのではなく、
    自分が目指している方向に向かうために行動した。

    その生き方をできるひとは世の中には少ないし、
    今の若者にとっての希望となりうる人だと感じた。

    この本には師匠の話がたくさん書かれていたが、
    今後白石さんに弟子ができるのか?
    もしいるのならば、その物語を読みたいと思いました。

  • この人とは考え方が違う

  • 対象が若い方向けだったからかもしれませんが、もう少し深い内容を期待してました。

  • 多田雄幸氏を師と仰ぎ、最年少で単独無寄港世界一周航海の記録を作る夢を追い掛けた話に感じるところはあったが、全体的には読んでいてもしみこんでくる箇所が少なく、読書感はもやもや感が残った。

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