- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784821108374
感想・レビュー・書評
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蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
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著者お得意の小説の名を借りた実録。国内弁慶のマンモス企業は、国策会社として発足し、もはや同業他社を寄せ付けない。社員は能力で採るか、コネで採るか。有能組は将来の幹部をめざし業績を残すとして、これでもかと言わんばかりの各界著名人の縁故組を抱えることで、どこへでも営業に入り込める。同業他社が業績を伸ばしてくるなら、マッチ・ポンプで利益を剥奪する。ここまで広告業界が電通一辺倒となれば、もはや誰も逆らえない。テレビ局も言いなりで、まるでジャニーズの圧力を彷彿とする。しかし、年賀会の招待客数4,361人って・・・
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日本で比較広告、挑戦広告がタブーなのは電通が支配しているから。つまり電通で同じ業界の企業を担当しているから。
電通が地方紙の広告の50%を握っている。地方紙は電通のナショナル広告がないと成り立たない。 -
電通と言うのはすごい会社だなあと、いまさらながら感じました。
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昭和のリーマン。
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現実と虚構の境界世界で80年代初頭...取扱高世界一、国内シェア25%を誇る“ガリバー企業”で何かが起こった。
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26冊目。
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あくまでも小説の世界の「電通」を題材にしたもの。広告業界の裏側を側面から掘り下げて描いた「小説電通」。実際存在する企業名政治家財界人まんま
出てくるし、一字変換して登場する企業もあり。実名の企業と当て字の企業との差が何でなのかは、わたしの薄いお脳では情報不足と理解力不足で不明なのだ。小説ではあるけれども、大広告業の仕事の内容なんかが分かって興味深いものであった。