- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822207779
作品紹介・あらすじ
プロジェクトの進め方から、顧客との付き合い方、組織の作り方、部下の育成法までユーザー企業から信頼を勝ち取るSEの条件を、ベテランSEが"50の鉄則"で綴るSEのための「SEバイブル」。
感想・レビュー・書評
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今は昔
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(2001.01.25読了)(拝借)
(「MARC」データベースより)amazon
「信じられ、頼りになるプロ魂を持ったSE」が求められている今、プロジェクトの進め方から、顧客との付き合い方、部下の育成法までユーザー企業から信頼を勝ち取るSEの条件を「50の鉄則」で綴る。 -
本文中にも記されている「SEマネージャは正論を語らなければならない」。その言葉のとおり、この本には正論が詰まっている。平たく言えば、当たり前のことが書かれているということだが、読んでみると「なるほど」「それは当然だけど、できていないな」ということがたくさん示されていた。しかし、たいていの人は「それは当然だが、うちはそういう環境ではない」といって逃げてしまうことが多いと思う(もちろんそういう私もその一人なのだろう)。そこを逃げずに正論で生きていくことができれば、納得して仕事ができるんだろうな、と感じた。
読み物として読み進めるには、後半の「できるSEマネージャの条件」が面白い。周りにいる名刺に「マネージャ」という肩書きが刷り込まれた人を思い浮かべれば楽しみながら読むことができると思う。この本にも書かれているが、「部下は上司をよく見ている」ということで、自分のこと(無能さ)よりは上司のこと(無能さ)の方がよくわかっている証拠なのだろう。
この本は、正論がきちんと示されていて読む価値の大きい本だとは思うが、50の鉄則と銘打つほど整理されている印象はない。日常の中でついつい忘れてしまう大事なことを常に確認できるように整理されていればいいのにと感じた。読み物としてみたときには、逆に、著者の経験というものも詰まっている感じはしない。ただ正論を並べてあるだけという印象を受けてしまう。よく言えばバランスのいい本かもしれないが、中途半端な印象も否めない。 -
10年以上前、社会人1年目の頃に読んだ本です。今でもたまに思い出したように読み返すことがあります。
「SEを極める」となっていますが、SEに限らずIT関連業界で働くなら読んで置いて損は無い一冊です。
10年以上前の本ですが、未だに重版が続いていると言うのは名著の証拠だと思います。 -
社内研修の際に教材で提供された本。「研修当日感想を聞くから事前に読んでおくように」という宿題だった。研修当日は著者の馬場史郎先生がいらして講演をしていただいた。馬場先生は雑誌の連載などを通じ「SEのカリスマ」と呼ばれ、本書はSEのバイブル本として大ベストセラーとなっている。夜の懇親会にも参加され後輩の若いSEにもきさくに声をかけていた。とてもげんきな「おじいさん」だった。本書はSEはシステムや知識、提案を「サービス」することで顧客に喜ばれる、技術の押し売りをしてはいけないと教えてくれる。
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SEはどうあるべきかを記してある本。
現場レベルの具体的な内容が書いてあるので非常に為になる。
入社前にもう一度再読しておきたい。 -
図書館
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20100801読了。
IBMでSEを30年勤めた人の、SEに必要な要素についての話。
SEを仕事にする人はとりあえず読んでいた方がよさげ、というくらいテクニカルな面からビジネス面までは幅広く具体的に書かれてある。