資本論 経済学批判 第1巻3 (日経BPクラシックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248802

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  • 機械、大工業、増殖価値、労働力価格についての部分。
    「ジョン・スチュアート・ミルは「経済学原理」において「これまでさまざまな機械が発明されてきたが、これで日々の労苦が軽減された人が、一人でもいるかどうか疑問である」」p13
    「大工業に特徴的な労働手段であり、体系的に発達してきた機械類は、手工業経営やマニュファクチュア経営の労働手段と比較すると、比較にならないほどの大きな価値をそなえているのは明らかである」p51
    「機械類を使用する規模が大きくなると、労働日をたえず延長することが「望ましい」ことになる」p89
    「木綿紡績業の飛躍的な成長によってアメリカ合衆国では木綿の栽培が促成栽培のように促進され、それとともにアフリカの奴隷貿易が促成栽培のように促進された。これは疑い得ない事実である。1790年にアメリカ合衆国で初めての奴隷人口調査が行われたときには、奴隷の人口は69万7000人だったが、1861年にはこれが400万人近くに増加していた」p184
    「零落して貧しくなった両親は、子供たちをできるだけ搾り取ることしか考えていない」p241

  • 機械による工業化の話。
    労働力の労働賃金への変容、時間賃金/出来高賃金の話。

  • 何の疑いもなく毎月受け取る給料
    果たして、それはあなたの働いて産み出した価値の分だけ支払われているのだろうか?
    という疑問の答えがここに。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階開架 請求記号:331.6//Ma59//1/3

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著者プロフィール

カール・マルクス(Karl Marx):1818-83年。ドイツの経済学者・哲学者・革命家。科学的社会主義の創始者。ヘーゲル左派として出発し、エンゲルスとともにドイツ古典哲学を批判的に摂取して弁証法的唯物論、史的唯物論の理論に到達。これを基礎に、イギリス古典経済学およびフランス社会主義の科学的、革命的伝統を継承して科学的社会主義を完成した。また、共産主義者同盟に参加、のち第一インターナショナルを創立した。著書に『資本論』『哲学の貧困』『共産党宣言』など。


「2024年 『資本論 第一巻 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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