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- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822250812
作品紹介・あらすじ
訳者あとがきに代えて (中山元)の一部抜粋
著者のポール・ジョンソンは、イギリスの歴史家、ジャーナリストで、邦訳された著書には『チャーチル』(日経BP社)、『ナポレオン』(岩波書店)、『ユダヤ人の歴史』(徳間書店)、『キリスト教の歴史』(共同通信社)、『近代の誕生』(共同通信社)など多数ある。
ソクラテスについての書物は、歴史的なソクラテスと、プラトンの描いたソクラテスをどう切りわけるかという難問に直面することになるが、本書では当時のギリシアの歴史的な状況なども生き生きと描写しながら、おそらくそうであっただろうソクラテス像を描きだすことに成功している。ソクラテスの思想が現代においてもつ意味についても、説得力のある議論を展開している。
感想・レビュー・書評
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表紙が変わった紙でイラストと字が箔押し(?)になってて、装丁が可愛かった。
私は、ソクラテスとイエス・キリストの人間のタイプ?がかなり近いんじゃないかとなんとなく思ってたんだけど、この本に「二人に共通するところはあまりない。」(p.276)と書いてあった…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前、「ソクラテスの弁明」(http://blog.goo.ne.jp/sasada/e/7c2dbd0b4b36036548f56a5f6402ca89)をはじめとして何冊かプラトンの著作を読んでいるのですが、書評によると本書は、プラトンが伝えるソクラテス像にこだわらず「等身大のソクラテス」を描き出したとのこと、これはちょっと興味がわきますね。
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