世界でもっとも強力な9のアルゴリズム

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822284930

感想・レビュー・書評

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  • 主要なアルゴリズムを素人でもわかるように紹介してくれる本です。一部、説明が回りくどくてわかりづらいところもありましたが、人によってはそのほうがわかりやすいのかもです。コンピュータ科学とは、学問としての数学の応用であることを感じました。。。

  • コンピューターの発展を支えてきたアルゴリズムを非常に分かりやすく解説している良書。複雑な解説に陥りがちなアルゴリズムを、徹底的に単純化した例を用いて解説している。文章自体がロジカルに構成されているためよどみなく読み進めることが出来る。

    前半の5章までが、ぐうの音もでない整数論的な内容に対して、後半では人間との知恵競べ的な内容になっていて、読み進めれば進めるほど楽しくなる構成となっています。

    圧巻なのは終章における「コンピューター科学とは本当のところどういうものか?」という問いだと思う。「プログラミング」、「ハードウェア設計」は本の一手段に過ぎない。やはりコンピューター・サイエンスを学ぶ場合はまずチューリング・マシンから入るように、考え方の問題なのだと思う。
    かつてPascalを学んだ時に手にしたニクラウス・ヴィルト著『アルゴリズム+データ構造=プログラム』を思い出さずにはいられない。

    本書を読んだ後では間違いなく、コンピュータとのつきあい方が変わるであろう。

  • こういうの久しぶり

  • 2013/01/25

  •  コンピュータの肝、アルゴリズムの解説。

     いかにコンピュータが無力でありまた強力なツールなのかがよくわかる。よくわかるのだがやはりアルゴリズムの一つ一つはややこしく難しい。

     検索エンジン ページランキング 公開鍵暗号法 誤り訂正符号 パターン認識 データ圧縮 データベース デジタル署名 バグ、クラッシュ等 についての考察

     各々一冊の本にできるような内容をうまくまとめてあり概要はよくわかる、わかる故にそれ以上の内容を深堀してみたくなる。

  • ものすごく分かりやすい!扱われている内容は巷でも解説されているが、それらよりも圧倒的に分かりやすく興味深く書かれている。
    検索、公開鍵、圧縮、テーブル、データベースの背後にあるアリゴリズムがとても面白く理解できた。

  • 検索アルゴリズムの話が一番面白かった。
    英語に馴染んだ人らだから組み立てられた仕組みだと感じる。日本語では、形態素解析が頭の端っこにあるから、これ系の思いつきがあっても尻込みしてしまうかも。

  • 難しい数式や専門用語なしに、簡単な例を用いてアルゴリズムを説明しているのは良かった。
    が、翻訳のせいなのかいまいちピンと来ない言い回しも少なからずあった。

  • 立ち読み:2012/12/23

  • コンピュータを使い物にするアルゴリズムにはどういうものがあるか、今日的な視点から選んだ実際に役立っている9のアルゴリズムのアイデアを、章ごとに掲げてわかりやすく説明した読み物です。図を多用し、その仕組みをたとえを使いながら見せることに重点を置いています。著者が選んだ基準は、(1)インターネットでメールやブラウザを利用する一般ユーザーの日常のコンピュータで使われていること、(2)特定の状況や高度のソフトウェアだけに使えるものは除くこと、(3)基本的にコンピュータ・サイエンスの理論に基づくこと、です。扱っている9のアルゴリズムのテーマは、検索エンジンのインデクシング、ページランク、公開鍵暗号、誤り訂正符号、パターン認識、データ圧縮、データベース、デジタル署名、計算不能性。
    Amazon紹介 より

    今とっても便利に使っているインターネットがどのようなしくみのもとに動いているのか、どのような考え方で設計されているのか、といったことを解説してくれる本.

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