エネルギ-と環境の話をしよう

著者 :
  • 七つ森書館
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822808754

作品紹介・あらすじ

これからは、低エネルギーの暮らしがあってよいのではないでしょうか。
自然エネルギーを中心とした、エネルギーをあまりつかわない社会について語る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 配置場所:1F電動書架C
    請求記号:501.6||N 86
    資料ID:W0160762

  • 著者は『はんげんぱつ新聞』の編集長で、NPO法人・原子力資料情報室の共同代表。ということで、当然脱原発論かと思いきや、数字やグラフは、意図的に使うことによって情報操作しやすいことから、そうした手法で危機感をあおりたくないという方針で語られている。タイトルどおり、私の頭には入りきらないほどのエネルギーの話が満載だが、省エネルギーは決して消極的な考えではなく、むしろ、より好ましい社会を作り出す積極的な考えだという意見は好感が持てる。それを象徴するように、一番最後の文章は「少なくとも、多くの人を犠牲にしたうえでエネルギーを浪費するより、よほど気持ちがよいではありませんか。」と終わっている。3・11以降に読んだ人には、ずしんと来るフレーズだ。「巻末に索引が10ページにわたって掲載されているので、ちょっとしたエネルギー辞典としても便利。皆さんからの推薦本です。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1947年、東京生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科中退。78年以来、反原発運動全国連絡会が発行する『はんげんぱつ新聞』の編集に従事。原子力資料情報室の共同代表でもある。『新版 原発を考える50話』(岩波ジュニア新書)、『エネルギーと環境の話をしよう』(七つ森書館)、『原発は地球にやさしいか』(緑風出版)など著書多数。

「2011年 『増補新版 脱原発しかない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西尾漠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×