- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784826990530
作品紹介・あらすじ
"心の平静"を手に入れ、"自分らしく"生きるには?その答えを、古代ローマ人は知っていた。何かを失う不安、失敗への恐れ、人間関係の悩み、他人からの侮辱、死・老い、富や名声に対する欲…。それらネガティブな感情から解放され、喜びあふれる心で生きるためのヒントがここに。
感想・レビュー・書評
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ブレない軸を持ち、残りの人生をより良く生きるためにも、今読んでおいてよかったと思える本。ローマ時代から、重ねられてきた思考は説得力が違う。
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【生き方】良き人生について / ウィリアム・B・アーヴァイン / 20200723 / (14/854)/ <304/136463>
◆きかっけ
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◆感想
・自分がコントロールできるものにだけ集中。
・ネガティブ・ビジュアライゼーション実践。
◆引用
・人生の哲学を持つことが重要なのか?持たない人がミスリブ(間違った人生を生きる)する危険があるから。本当に価値あるものを追求して生きるかわりに、くだらないものに
気を散らされて人生を無駄に過ごしてしまう。
★自分がコントロールできるものとできないものを区別し、できないものについては悩まず、出来るものだけに集中する。心の平静を乱す大きな要因が他者であることを知り
彼らに心を乱されないための戦略を実践する。
★今自分が大事にしているものを失ったことを想像する。ネガティブ・ビジュアライゼーション。幸運を楽しむ代わりに、別のより壮大な夢を作り上げ、その夢を追求して過ごす。
その結果、決して人生に満足することはなくなる。それをさけるためのネガティブ・ビジュアライゼーション。
・自分を変えることによって、自分の欲望を変えることによって、満足を手に入れる。
・コントロール三分法
-完全にコントロール可能:かかわるべき(自分に設定する目標)
-まったくコントロール及ばない:かかわらない(明日太陽が昇るか)
-完全ではないがある程度可能:かかわるべきだが、目標を内部化する(テニスの試合に勝つかどうか)
・定期的な子細な不快を経験する人は大きな不快にも耐えられるという自信を持つようになる。
・不快を引き起こす経験をあえて選ぶだけでなく、快を引き起こす経験を避ける
★瞑想によって、自分と観察者両方の役割を果たす
・自分の人生がこれから悪くなるかもしれないと想像することで(特に死)、喜びを経験するチャンスを増やす。
・良き人生の第一要素:心の平静。理性によって、不安、悲しみ、怒り、恐怖など心を乱す情動をできるだけ抑えて生きることが幸福につながる
・今日が最後の日であるかのように生きる。 -
ストア哲学。ハイスピードで物事が進む現代社会で指針となる考え方の1つ。