カオス レギオン 聖戦魔軍篇(富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.63
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本棚登録 : 213
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829114957

作品紹介・あらすじ

銀髪の男の腕に抱かれ、女はまるで眠っているように見えた。その胸から流れ出る血は、すでに勢いを失っている。男は凄まじい形相でこちら-赤髪の男が手にした聖咎の剣を見つめた。血に濡れた剣は、二人を戻れない未来へと誘ってゆくのだった…。天界と堕界を分かつ混沌の大地、アルカーナ大陸。その地で、赤髪の黒印騎士ジークはある男を追っていた。名をドラクロワ。かつて理想を掲げ合い、共に戦った友。だが、今は倒すべき相手。二人の間に一体何が?その決着とは?一途ゆえに切ない者たちの戦いが今始まる!消せない絆を賭けた、大軍勢バトル・ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 冲方さんに触れたはじめての作品
    このときは、ゲームを先に始めてから購入しました

    ゲームはひたすらに戦闘だったけど、小説版はストーリーや心理がきちんと書かれていて、とても満足です

  • 同じ作者さんの「マルドゥック・スクランブル」が面白かったのでこの本を購入したのですが、
    だいぶ路線が違うように感じました。
    ゲームもあるということで、純RPGって感じ。
    あまりにも王道で読んでてむずがゆいくらいです。

  • ウブカタさん2003年の大型プロジェクト、カオスレギオン第一弾。
    赤い髪の一人の「軍団」、ジーク・ヴァールハイトの物語。

    まぁ、これ自体は普通のゲームのノベライズって気もしないでは無いです。シャベル背負ったり従者が居たり、は小オリジナル要素だそうですが…むしろこの辺の設定が後の核であるのに。

    それにしても、ウブカタ作品でイケメンタイプの青年が主人公と言うのは珍しい気がします。

  • 久しぶりに読み返しました。
    続刊に比べると、多少物足りなさは感じるものの、やっぱり面白い。
    あまり好みでないせいか、アーシアの心情には共感できませんでしたが(というか、当時はまだ筆力不足だったのか)。
    この話だけで見ると、アーシアよりノヴィアの方が大人ですね。ここに至るまでの時間で、それだけの経験を積み重ねてきたということなのでしょうけども。
    そのうち続刊も読み返そうと思います。

  • 冲方丁作品に初めて触れたシリーズの初巻です。ファンタジーではありますが、どちらかと言えば人間ドラマで楽しんだものかと。その後に続く巻に出てくるキャラの力強い足取りに感動してしまう作品です。ファンタジーが好きなお方に是非ともお勧めしたいです。

  • 正義とか、正しいことより大事なものって何かを考えさせられます。主人公は強くて非常に男らしいのですが、それ以上に大活躍をするのがお供の少女。正直、彼女がいなければカオスレギオンという物語は成り立たないと思います(特に0~05巻)。大の大人が、少女に何を求め何を与えられるのか。そんなことを感じました。

  • 冒頭で触れられる主人公の過去が旅の進行とともに徐々に詳らかにされていく描写に引き込まれた。結末が少し投げやりに感じたのが不満と言えば不満かも。

  • ゲームと同時進行で行われた作品。刊行順ではこの本が最初だが、ストーリーとしてはシリーズの最後となる。冲方丁という凄い作家を知った最初の一冊。

  • 最初、物語に入り込みにくかったのですが、読み進めていく内にグンッと物語に吸い込まれます。PS2でアクションゲームもあり、同時進行の企画だとか…。ゲームはひたすら戦闘という感じですが、OP等のグラフィックはかなり綺麗。ジーク格好良い!アリスハートもある種料理音痴という設定等が可愛いです。

  • 設定が特殊でちょっと入り込み辛いかもしれませんが、主人公のジークが好きです。あとアリスハートが可愛いです(他は?)

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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