カオス レギオン0 招魔六陣篇 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 158
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829114964

作品紹介・あらすじ

少女は待ち焦がれていた。閉ざされた視界の向こう側に祈りの歌を捧げながら。戦乱が続く混沌の大地で、盲目の聖女ノヴィアは、ただ一心に願い続ける。亡き母が全てを託した男-自分の目を開かせてくれるかもしれない、最後の希望が訪れることを。だが、そんな少女の前に現れたのは、シャベルを担ぐ一人の墓掘り人だった!「貴方様のお名前を…お聞かせ下さい」「黒印騎士団ジーク・ヴァールハイト」無垢な魂と孤独な騎士が出会う時、二人の運命は激しく動き始める!書き下ろしを含む初の短編集。

感想・レビュー・書評

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  • カオス レギオン0 招魔六陣篇 (富士見ファンタジア文庫)

  • カオスレギオン第二弾にして、聖戦軍魔編へと続く前日譚と言う名の、フリーダムウブカタワールドの始まりである。

    ここからは完全にノヴィア・エルダーシャの物語である。
    今巻は彼女が光と力を手にするまでのエピソード。
    やっぱりウブカタ作品は少女が成長していくお話なのである。

    にしても、シャベルってのは本当に妙案だなぁ。
    インパクトとキャラの背景と設定を一発で解決するアイテム。

  • 『カオスレギオン』シリーズ第2巻。以後時間軸は前作より前のものとなります。2巻ではノヴィアがジークとの出会いをきっかけに、盲目を克服していく姿が描かれています。

  • シリーズ短編集。ノヴィアとジークの出会い。ノヴィアとアリスハートの出会い。読みやすくまあまあ面白かった。アリスハートて結構凄い背景だったんだな・・・。

  • 02まで。

  • 自分の力をもてあまし、盲目になってしまった少女ノヴィアが、けっこう好みです。墓掘騎士ジークと対照的です。短編連作で読みやすかったのも好印象。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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