スレイヤーズ (富士見ファンタジア文庫 20-1)
- KADOKAWA(富士見書房) (1990年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829123454
感想・レビュー・書評
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本編なら全部もってますが登録めんどいのでこれだけ・・・
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やはりライトノベルの歴史の中では金字塔だと思います。あの時代にこんな小説を書いたというのはすごいセンスだと思います。
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ライトノベルの古典シリーズの第1巻。自称美少女天才魔道士のリナ=インバースが主人公のファンタジー小説。
リナは、盗賊たちのお宝を盗んだために、彼らに追い回されていました。剣士のガウリイは、盗賊たちに襲われているリナを助けたことがきっかけで、彼女とともに旅をすることになります。ところが、じつはリナの盗み出したお宝にはある秘密が隠されていたようで、リナからお宝を奪い取ろうと、ゼルガディスや赤法師レゾがリナたちに接触を図ってきます。
彼らの狙いは、お宝の神像に隠された、“赤眼の魔王”(ルビーアイ)シャブラニグドゥを復活させるための“賢者の石”です。リナは、レゾから“賢者の石”を守るためにゼルガディスと共闘することになりますが、けっきょく石を奪われ、レゾの閉じられた瞳に封じ込められていたシャブラニグドゥが解き放たれてしまいます。
魔王相手にリナたちは苦戦を強いられますが、最後にリナが、ガウリイの持っていた“光の剣”に、“闇の王”(ロード・オブ・ナイトメア)の力を借りる黒魔法“重破斬”(ギガ・スレイブ)を乗せて、魔王をふたたび長い眠りの中に封じ込めることに成功します。
物語はきわめてオーソドックスで、パロディやらメタな物語構造やらを散りばめた、爛熟の気味さえある今日のライトノベルを多少とも読み慣れている読者は、少しもの足りなく感じるのではないでしょうか。刊行当時には、ここまで破天荒なヒロインが登場する作品は珍しかったのかもしれません。 -
これぞライトノベル!って作品。今でこそベターである「一人称で口語体全開かつ喋り言葉が地の文章」や、主人公が「最強」「美少女」で「魔導師」等など、昨今の作品群に多大な影響を与えたエポックメイキング的作品であることは間違いない。ただ文章がスッカスカなのはご愛嬌。
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魔法美少女って言ったら、この主人公を連想する。
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ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります -
■書名
書名:スレイヤーズ!
著者:神坂 一
■概要
あたしはリナ=インバース。自分でいうのもなんだが、天才魔道士
にして戦士、天下無敵の美少女だ。そもそも今度の事件は、ほんの
ささいなことがきっかけだった。このところヒマで、手元不如意で
もあったあたしは、たまたま見つけた山賊のアジトを襲い、ほんの
ちょっとだけ財宝をいただいた。それを、心の狭い山賊たちは執念
深く追いかけてくる。どうやらいただいたお宝の中に、なにやら秘
密が隠されているらしい。だが、あんな大事件にまきこまれること
になろうとは…。
とんでもねー美少女の呪文が炸裂する痛快ユーモア・ファンタジー。
第一回フアンタジア長編小説大賞準入選受賞作。
(From amazon)
■感想
いやーーー懐かしいです。
中学か高校の時に、アニメを見ていました。
アニメ放映当初から原作は気になっていましたが、なぜか、原作に
手を出さなかったです。
今考えても、何でだろう?とは思います。
(本を読むのは好きでしたし、時間もあったように思うのです。)
で、まあ、今回偶然古本屋でみつけ、値段も安かったので、突然原
作を読んでみようと思い立ったわけです。
原作を読んでわかったのですが、アニメは原作にかなり肉付けをして
再構築していたのですね。
ちなみにメインストーリだけでいえば、この1巻でアニメの12話ぐら
いまで(ルビーアイ:シャブラニグドゥを倒すまで)が終了します。
勧善懲悪、正義は勝つというお話であり、何か得るものがある小説
ではありませんが、純粋に楽しむだけなら向いている小説だと思います。
何も考えずに読めるので、第一部が終了するまでは、読んでみたい
と思います。