機動警察パトレイバー TOKYO WAR (後編) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 161
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829125687

作品紹介・あらすじ

横浜ベイブリッジ爆撃事件に端を発した警察と自衛隊の対立は、ついに自衛隊の出動にまで発展した。不測の事態に備えるという名目で都内各所にかり出された戦車や戦闘レイバー、装甲車、完全武装の自衛隊員たち…。それはまるで東京に戒厳令が敷かれているかのようだった。しかし、そうした過剰な防衛をあざ笑うかのように、敵はわずかな手勢で攻撃を仕掛け、都内全域を混乱の渦に陥れた。ここに至って特車二課の後藤隊長はついにある決断を下す…。「機動警察パトレイバー2THE MOVIE」の監督押井守が自ら構築した小説版「パトレイバー2」、衝撃の完結編。

感想・レビュー・書評

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  •  まさか刊行直後に、毒ガスによるテロ(しかも以上にしょぼい)が起きるとは思はなんだ。
     こっちは、「戒厳令下の東京」を作るためのものなので、ちゃんとしたもの。
     恋愛もので「壁が壊れてその先に麗しの君がいてどうの」といふお約束が出るが、その「壁」は本作とかではわざわざ作ってわざわざ壊してるんださうである。

  • 映画パトレイバー2のノベライズ

  • 4829125683 195p 1997・4・10 6版

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    横浜ベイブリッジ爆撃事件に端を発した警察と自衛隊の対立は、ついに自衛隊の出動にまで発展した。不測の事態に備えるという名目で都内各所にかり出された戦車や戦闘レイバー、装甲車、完全武装の自衛隊員たち…。それはまるで東京に戒厳令が敷かれているかのようだった。しかし、そうした過剰な防衛をあざ笑うかのように、敵はわずかな手勢で攻撃を仕掛け、都内全域を混乱の渦に陥れた。ここに至って特車二課の後藤隊長はついにある決断を下す…。「機動警察パトレイバー2THE MOVIE」の監督押井守が自ら構築した小説版「パトレイバー2」、衝撃の完結編。

  • 機動警察パトレイバー・劇場版第二弾のノベライズ(後編)。前編のキーワードが「臭い」だとしたら後編は「違和感」「既視感」。独特の後味が好きです。

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著者プロフィール

映画監督、作家。1951年、東京都大田区生まれ。
竜の子プロダクション、スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)『天使のたまご』(85)『機動警察パトレイバー the Movie』(89)『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)。『イノセンス』(04)がカンヌ国際映画祭、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08)がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。実写映画も多数監督し、著書多数。2016年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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