俺の足には鰓がある 悪の改造人間純情編 (富士見ファンタジア文庫 57-2)
- KADOKAWA(富士見書房) (1996年3月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829126646
作品紹介・あらすじ
ある日突然、彼女が俺のアパートを訪ねてきた。あらぬ期待に盛り上がる俺に、彼女が衝撃の告白を。「私ね、改造されちゃったのよ」そう、彼女は悪の秘密結社の改造人間になったのだ。呆気にとられる俺。呆気にとられているだけで済めば良かったのだが、彼女は俺をスカウトしようとする。彼女に頼まれると嫌とは言えないのが俺という人間のサガだ。彼女の勤務評定アップのため、秘密結社インバーティブリットの一員となった俺が遭遇する、組織の内紛、謎の無敵ヒーロー。これぞ世界初、トクサツピカレスク・ラブコメディ。ああ、俺と彼女の幸福な日々はいつおとずれるのだろうか。
感想・レビュー・書評
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10年ほど前に古本屋でたまたま見かけて購入したお気に入りの文庫です。
ちょっと友達に勧めようかと実家に帰った際に探したけれど見つからなかったので図書館で借りてきて再読しました。
やはり改めて面白いと思いました。
悪の組織の一怪人が主人公っていう非現実なんだけど、ストーリーはリアルでよくある主人公補正的な物がないのが良いです。
まあ、唯一主人公補正っぽいのが可愛い彼女がいるという点かな。
普段見慣れない海洋生物名がわんさか出てくるのでちょっとややこしいのが難点ですが、物語のノリや登場人物、ストーリー、終わり方などどれをとっても自分のツボに来るな~とw
特に終わり方が好きですw
ああ、これの続編が出てくれれば!とも思うし、この世界はこのまま終わった方が良いんだろうな~とも思うし。
でも謎の部分がまだまだ多いのでやっぱり続編出て欲しいなぁ・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示
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