ホーンテッド・ナイト (富士見ファンタジア文庫 20-33 スレイヤーズすぺしゃる 14)
- KADOKAWA(富士見書房) (1999年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829129234
作品紹介・あらすじ
降り続く雨の中、道に迷ったリナが立ち寄った一軒のお屋敷。-予想通りってゆーか、現れたのは妖気をただよわせた黒髪美人さん。「…後悔しませんね…」って言ったって、どうしようも-「のぎぇぇぇぇええぇぇぇぇッ!?」嵐の夜の洋館に、リナの絶叫がこだまして…。異様な雰囲気に不気味なメイド(怪談おたくだし)、この屋敷にはぜったい何かあるっ-。ナーガは雷の直撃を受けたままどうなったか知んないけど…。激コワ(?)ホラーの表題作をはじめ、『忍び寄る闇』、『遠き日の決着』に書き下ろし『ビースト・ストライク』を加え、今回もリナが闘い、ナーガは高笑う。ごぶさたのSP.第14弾登場。
感想・レビュー・書評
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シリーズ短編集第14巻。4本の短編を収めています。
「忍び寄る闇」は、臆病な地方領主の娘ローリィと無責任な護衛騎士フェルドランドの依頼を受けたリナとナーガが、彼女たちをつけ狙う暗殺結社「薄暮の幻影」(トワイライト・イリュージョン)の刺客と戦う話。人違いだったというオチです。
「遠き日の決着」は、リナの幼なじみのウォルター=ハイランドが、子どもの頃にいじめられた恨みを晴らすため、リナに勝負を挑む話。ウォルターが犯罪組織を作っていると知ったリナは、彼のアジトを襲ってウォルターを倒し、あわよくばお宝を奪い取ろうと考えますが、ウォルターのお隣に住む育児ノイローゼのランチェッタをはじめとする村人たちにテロリスト扱いされるハメになります。
「ホーンテッド・ナイト」は、嵐の日に森の中の屋敷にリナが立ち寄る話。不気味なメイドのラティーナは、リナを脅かせ怪談話を始め、あげく本物のゴーストが出現します。しかしラティーナの様子がおかしいことに気づいたリナは、屋敷に隠された秘密を暴こうと行動を開始します。
「ビースト・ストライク」は、「忍び寄る闇」の続編。「薄暮の幻影」の総帥バズエルが、使い魔のチワワ・ペスを操って、リナとナーガに勝負を挑みます。
今回は本作らしいギャグが冴えていて、単純に楽しめる内容でした。 -
スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。
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『忍び寄る闇』相変わらずドタバタ(笑)落ちが人違いって(笑) 『遠き日の決着』子供の頃の恨みとはいえ、犯罪組織作っちゃうって(笑) 『ビースト・ストライク』動物保護団体って(笑)
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