魔法戦士リウイ ファーラムの剣 嵐の海の魔法戦士 (富士見ファンタジア文庫 み 1-3-6)
- 富士見書房 (2008年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829133163
作品紹介・あらすじ
「勇敢なる海の男たちよ!この航海は死出の旅だと覚悟せよ!」戦乙女の装束に身を包んだオランの聖剣捜索隊隊長シヴィルの檄に、船乗りたちはそれぞれの武器を振り上げ、大歓声で応えた。魔法王の鍛冶師ヴァンの鍛えた聖剣を求め、リウイが訪れたのは海の民の王国バイカル。かつて海の大国と呼ばれたその国もロドーリルとの戦で疲弊し、財政は破綻寸前であった。唯一の希望は、伝説の海賊王バラックがどこかに隠したという財宝。それを求め小さな王子リッケを中心とした冒険隊は、リウイ一行とオランの聖剣捜索隊を伴い大海原に出る。待ち受けるのは、けっして止まない嵐が吹き荒れる魔の海域だった!?リウイ・サーガ最終章、聖剣戦争シリーズ第6弾。
感想・レビュー・書評
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このシリーズを読み終えてなかったことに気づき、電子書籍で購入。なんかほとんど外伝みたいな話だったな。
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リウイ ファーラムの剣シリーズの6冊目。
今回は海の民バイキング達との話。
今回もそれなりの冒険劇ではあるのだが…ドキドキハラハラ感が無いんだよねぇ。
もしかすると今までのシリーズの中で一番おとなしく終わった回かも。
戦闘では大きな危機に陥る事無くヴァルキリーとの戦闘も終わるし、モンスター系も島のように大きい鯨ということで鯨の腹の中に入るって展開も珍しくないしねぇ。
あとリウイの女難ぷりも殆どなかったしねーw
今後は火竜のクリシュと竜司祭のティカに変化があったことでクリシュ絡みの話になる模様。
成竜となったクリシュとの戦闘は不可避なのでどんな激しい戦闘になるか少し楽しみにしてる。 -
今回は航海冒険編。いよいよ終盤だが、あくまでご都合主義。
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リウイ一行 海に出る。
今回は海の民・バイカルが中心のお話。古の海賊王が残せし財宝を求めての冒険。
目指すヴァンが鍛えし武具の名称は「"蛮勇を与えし"魔剣」インビシブルブレード
表紙絵にも見られるヴァルキリーを封じた魔剣。
今回リウイ一行の聖剣探索はお休み。任務は前巻のラストでも登場したオランの聖剣捜索隊シヴィル一行が受け持ちます。
もともと今回の旅は2手に分かれた探索の結果ですので、当然、使命も手柄も彼女たちパーティのものです。
とは言え劇中で本人も言っていますが、トラブルは向こうからやってきますから、傍観者に徹しようとしても、そうはいきません。
出発を前に荷物の酒樽から毒が発見され、出港が3日も遅れることに。
それだけではありません。
以前から次代を担う予定のリッケや彼の婚約者ルーシアが狙われたりと、どうやら内部に敵がいるような雰囲気・・・
陸のムディール王国も虎視眈々と海の民とその交易路を狙っていますし、リウイ一向が訪れるところは、やっぱり戦乱が待ち受けています。
そんな陸での不安を抱きながら、財宝探索の船は嵐の海へと漕ぎ出します。
嵐を抜けた船を待つのは、打って変って気候穏やかな楽園のような島々。
後に解かることですが、魔法王国時代に王族の避暑地として「創られた」ところ。
加えるなら、ヴァンが鍛えし武具がココにあるのは、ある偶然が重なった結果でした。
リウイたちは無事、聖剣を(そして海賊王の財宝を)見つけることが出来るのか?
そして「ある偶然」とは何を指すのか?
フォーセリアの民がよく聞いた、海賊王の財宝の謎が明かされる1冊です。
ドラゴンマガジン掲載時とは次巻書き下ろしにつながる話の展開上、特にエピローグが修正されています。
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いーかげんにファイナルに向かって欲しい本シリーズ
ラノベ全体の息切れ?につきあってか
シリーズ自体の引き延ばし感が強い
中学時代に夢中になった頃の水野良にはもっとメリハリがあったんだがなぁ -
2008/8/26購入。
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未購入