- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829136423
作品紹介・あらすじ
「あうっ。い、いたいの…」桃色の髪をした少女・サファイアが、茂みに足を取られて転ぶ。あきらかにドジっ娘で、方向音痴のサファイアだが、彼女には最後の竜の調停者たる大いなる知識と力が宿っていた-。そんなサファイアは、本人によると兄の立ち位置らしいが、弟のような少年・エオンや、サファイアの従者にして月エルフのレミとともに、ケンタウロスの野営地に辿り着いた。ケンタウロスたちは暖かくサファイアたちを迎えてくれるが、彼らは大きな問題を抱えていて…。今こそ彼女の力が示されるとき!最後の竜の調停者たるサファイアが、新たなサガを紡ぐ。
感想・レビュー・書評
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エルフやドワーフなど多種族がいるファンタジー世界で交渉人。
サファイアの「〜なの」口調でドジっ子ぶりと、調停者としての黒さのギャップが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まぁまぁ面白かった。1ということは続きもあるんだろうけど、一応2も買ってみようと思う。個人的にはラストの壮大な調停より最初の調停の方が面白かった。
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争いを言葉で収める調停者という職業に興味を持って購入。筆者の「征王の迷宮塔」が良かったので期待して読み始めた。
ヒロイン・サファイアの「~なの」と癖のある語尾にイラッとした。ドジっ子なのは許すとして、話す度に「いたいの」とか「暑いの~」とか言われると耐えられなくなる。一回目の調停後には気にならなくなったけど。イラストの力が大きい。
二回目の調停時、全てがサファイアの思惑通りと知って白けた。分かりやすい伏線を張るのでもなく「あれもこれもサファイアの一つの目的のためでした」となっても、辻褄合わせに聞こえてしまう。
というわけで、続刊は読まないでしょう。 -
交渉×ハイファンタジーってのは斬新で面白かった。