マージナル・ライダー(3) ソード・ワールド2.0リプレイ (富士見ドラゴン・ブック)
- 富士見書房 (2010年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145777
作品紹介・あらすじ
メルの死というとんでもない事件を乗り越え、最後まで諦めず"竜の歌"事件を解決へと導いたラファル一行。だが、事件は一段落したものの、メルを蘇らせたことでバスティアンの政治的立場を危うくさせてしまう。それを重く受け止めたラファルは、"冒険者"として彼の役に立つことを決心する。決意を新たにしたラファルたちに、早速蛮族たちの新たなる陰謀が-。本書特有の「キャラクター入れ替えシステム」による新キャラも大活躍!様々な「境界」を超えて駆けていく、好評リプレイ第3弾が堂々登場。
感想・レビュー・書評
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ふつう
これと言って次を読みたくさせるひっぱるものがない
キャラの魅力も舞台背景の魅力もお話の魅力もうすい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物語に起伏があるなあ、と。ぞんざいズのセッションはどことなく自宅の茶の間で「とりあえずやるかー」「暗くなったから終わるかー」みたいな空気感があって、こっち、マージナル・ライダーのシナリオは、1セッションごとに時間管理がかっちりしてる気がする。セッションとしてどっちが悪いとかはない(ぞんざいズの秋田GMの柔軟さは素晴らしいと思う)けれど、リプレイとしてどっちが映えるかの違いはあるのか、も?
本編とは関係ない内容に触れてみると。キャンパスに本気でイラッとした(…) 自分が楽しいかもしれないから他人の事情をぶっ壊して遊ぶけど結局大したオチもリターンもなく伏線にするでもなく本当に自分が楽しいだけで場の空気も微妙なまま終わった、みたいな……アレって何がしたかったんデスカネ。
あと、6文字のカタカナ名前が多すぎて(しかも語感が類似)大分混乱。ドンガラック、ラクリーデル、シュトラウスとマルティヌス、バスティアン、ランズベルグとベルンハルト……。2,3人は「ラ行」を避けるとか、もうちょっと何とかならなかったのかなあ。 -
今作は主人公のラファルくんが主人公らしく頑張ってて好感が持てました。
馬フェチも若干なりを潜め、グリフォン、そしてとうとうドラゴンにまで騎乗!
ゲームマスターの意図する誘導と異なる展開になったようだけど、そこはRPGだし主人公がいかに「らしい」行動をするかという点ではよかったかな。 -
PCの成長に併せて段々とストーリーも大きくなってきました。
今回はかなり政治色の強いシティアドベンチャーになってます。
こういったプレイは難しいけどおもしろいでしょうねぇ。 -
今回は割と政治的なストーリー展開で、背景の情勢うろ覚えの状態では読み進むのがちょっと厳しかった。
展開を追えないことはないんだけど、相関関係を最初にまとめてくれればうれしかったかな。
ドラゴンライダーとしての道がちょっとずつ開けていく展開はちょっと少年漫画的で先が気になりますね。
番外編もそのうちまとめて単行本になってくれるといいんですが。