ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デザイア(5) 面影の古都 (富士見ドラゴンブック 30-25)
- 富士見書房 (2011年6月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146293
作品紹介・あらすじ
"十字疵"、"プルガトーリオ"、大門寺蔵人…数々の強敵を倒し、"至高天"から生まれた新たな命を守り抜いた"ケルベロス"のメンバー。それぞれが命をかけて貫き通した自らの「欲望」を成就させ、平穏な時間を手にしたはずの四人だが、彼らの前にかつてのFH幹部である"プランナー"都築京香が現れたとき、物語は再び大きく動き始める-。今明かされる、朱香出生の秘密とは!?大人気の異端レネゲイドアクションリプレイ、ついに衝撃のエンディング。
感想・レビュー・書評
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ダブルクロスリプレイを代表する作品には違いないが
初期の不安定感からの期待感とは違うほうにきちんとおさまってしまったのは残念か
その作品で完結させられないリプレイでは仕方ないことではあるけれど詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
FH側の話ということで、商業ベースに乗せるものでないのなら、もっとダークな話もできるだろうけど、不特定多数の人の目に触れる書籍として、あるいはあまり親しくない人とプレイするシナリオとしてはこのくらいがちょうどいいのかなと思う。
PCをロールする人たちもいいけれど、その人たちのロールを引き出すシナリオと敵の設定がとても良かった。 -
4巻で割と綺麗に終わってたから、いったい5巻はどんなネタを持ってくるんだろう? と思っていたけれど、そういえばまだまだ明かされていない謎はありましたね。
作者があとがきで書いてあった表現にはなるほどと思いました。たしかにそういう視点で見ると納得の構成。
シナリオ的には大掛かりな仕掛けはあんまりないんですが、キャラクターの積み上げてきたものを踏まえてのRPで話は盛り上がったと思う。
正直、最後のボスはなんか異質でよくわからんかったけどw
あと、エピローグが付いていたのは嬉しかった。